「淳太郎 a GO GO !!」 -23ページ目

NYC MAN

昨日ついに入院したよ。

やっと、というべきか…

まぁ、しばし隔離された場所で規則正しい生活を数週間ほど行なっていくわけだ。

不思議と病院に入り、ラフな格好に着替えると、モードが「病人」なるから不思議だね。
早くも食事の「薄味」と「量」には、戸惑い気味で(苦笑)とりあえずの調味料、「醤油」を購入して全て対応するつもり(笑)。

手術の同意書にサインをすると「ついに…」てな感じになるよ。
明日の1時が本番だ。


この2週間ばかりのアイテムとして、音源を2枚ばかり用意し聴いてる。

出る前にかなり悩んだけど1枚は、オレの絶対外せない「3大ヴォーカリスト」の一人。ルー・リード

かの、ベルベット・アンダーグラウンドのフロントマンのバンド時代とソロのベスト・アルバム。

このバンドを語るとき、くだらない音楽誌やアート雑誌(彼らはよく載るんだよね。)は、アンディ・ウォフォールやニコ(女優)との関係ばかり取り沙汰されていて、かんじんの音楽があまりにも…てのが多くて失礼極まりない奴ばかりなんだよ。本当に!

彼は「自分の音楽の根底はニューヨークに生きる男のドラマ」と言うように、言われてみれば曲の物語は巨大な都市に浮かび上がる刺激的な男達が存在する。

たった1度だけ、行ったことのあるニューヨーク。

たしかに、そんな輩がゴロゴロしてそうな気がしたよ。

ルー・リードの声は、とても低く冷たい。ときにはキレイなバラードだったり、ときにはサイケでありロックン・ロールだったりする
今のオレにはベストなアルバムだよ。

で、選曲は「NYC MAN」。

あっ、もう消灯だ。

STREET HASSLE

彼と出会ったのは、そう遥か昔の十代後半。いわゆる若手で「恐い物」しらずの時の話。
とある駅の、地下に降りた喫茶店で彼と初めて合い話をした。
ヨレヨレの黒いジャケットに、穴だらけのデニム。
そして、長い髪と髭に隠れた彼の目は鋭く この世界の「退屈」や「くだらなさ」を見抜いてるようだった。実は可愛い顔をしてるんだけどね。

彼は、自作の詩がぎっしり書き込まれた、形もサイズもバラバラの紙の束をはさみこんだノートを抱えこんでいて、でその熱い胸を「ガキ」のオレに語ってくれた。

本物のヒッピーみたいで、何処に住んでるか謎、たまに路上でアクセサリーを売ってたり、「ヤバイ」バイトをして日銭にを稼ぐ時もあったようだ。

彼と音楽や映画の話をしながら飲むアルコールは楽しかったし、美味かった。
今じゃ、オシャレな感じだけど当時連れていってもらった「クラブ」やら「ライブハウス」は本気で、ヤバイ連中や後のアンダーグラウンドの「帝王」なんてのになる人達を見つけては興奮したもんだよ。


安酒を煽りツマミなしで朝まで新宿で「夢」を語りあった。
彼は二つ年上のヴォ‐カリスト。オレは自分の音楽感やら方向性をつねに彼にぶつけてたんだ。
数年、彼とバンド活動を共にした。まぁ、いろいろ合ったけど楽しかったよ。


最近、飲んだりする時の話題は、仕事や人の悪口やら異性の話ばかりでツマラない。と、いうより飽きたね。
昔は先に述べた、変わった「仲間」達と遊んでるのがすごく楽しかった。

なぜ、今そんな話を思い出したか?

知らない間?に、自分が嫌いだった「人種」になっているのに気がついたからだよ。

仕事場の、とある女性が、ジャンルこそ違うけど「音楽」と「仕事」の狭間で悩んでるのを見て、思いだしたんだよ、遥か昔の自分を。

続けてほしいね、どちらも。

難しいけど、簡単に手に入るよりは多少の「リスク」があるのは仕方がないでしょう。
貧乏じゃ…何もできないと思うんだよ。最近。

違う?かなぁ。

SWEET BAD JOURNEY

長い航海の中ではマストを走るセント・エルモの火も見たし、とある川に迷い込んだ時にはローレライの声も確かに聞いたよ。
本当さ。

いにしえよりの言い伝えによれば、それらはとてもヤバイ予兆だって話だったけど、なんとか航海中。

嵐の中で船は傷ついたんだけど、幸いなことにそうした船を襲うささいな事ぐらいでは、この船のマストを畳み舵を母港へ向ける気にはならなかったんだよ。
そう、思わない?

最近、思ったんだよ。自分の人生の今に至る道程を、いにしえの航海と考えると少し気分が変わってくる。

まだ、新たに刻むであろう航海は既存の地図をたどるというより地図を作りながら進むんだろうな。

遠回りかもしれないけどね。
まぁ、らしいでしょ?


わずか一瞬の快楽に命を賭けて、後生に残る馬鹿野郎に…とも思ったけど。

オレは何もしてなかった。

心配してくれた、たくさんの人の中でも特に、関西人Y君、そして美人のYちゃん。どうもありがとう。
うれしかったです。