前世の記憶というものがあるらしい。息子がまだ2歳くらいでようやく日本語が話せるようになってきたときを見計らって、「ね、ね、なんでお母さんのとこに来たの?」と聞いてみたことがある。
「おれは、おかあのこと、お空から見ていてたんだよ」という言葉が返ってきた。正直、驚いた。本とかでは読んだりしていたが、我が子からもそんな言葉を聞けるなんて思わなかった。で、「なんで、おかあだったの」と聞いてみた。「いろんなおばさんが、僕、こっちだよ、僕、こっちだよというんだ。で、オレは若い人が良かったからおかあを選んだ」と。まあ、当時の私は20代だったからなのか、息子は私のところに行こうと思ったらしい。さらに聞いた。「ここに来る前はどこにいたの?」すると「おれは、中国にいた。すごく狭いおうちで、キャベツを食べてたんだ。その前はオーストラリアにいた」と。ほお。当時、言葉もおぼろげな感じだったのに、そんなようなことを言ったのは驚いた。
生前記憶ってあるのだなあと思った。そして今、彼は留学をしようと思っている国がオーストラリア。なんだか前世の記憶に導かれているようですごい。
ちなみに私の前世を遡ったら、ドイツにいた。ドイツのシスターだった。どうりでドイツの教会に行ったとき、涙が止まらなかったわけだ。
できるなら、もう一度、夫とドイツを旅行してみたいと思っている。