よく本屋さんとかに行くと、幸せ本が山積みになっている。こうすれば簡単にハッピーになれるとか、龍関係の本とか、神様に聞いた幸せになれる方法とか。こう考えればなんでもうまくいくとか。出版不況の中、売れるためには出版社も必死だ。
手に取ってパラパラと読んでみる。どれもみんなうまいこと書いてある。これさえ、やればみるみる運気がアップするとか。
これまであらゆる本を買ったし、あらゆることをやった。風水とか、改名とか、印鑑とか。印鑑はさすがに怪しかったからすぐにやめたが。
で、いろいろやった私の結論は、「幸せと感じるかどうかはそれぞれの気の持ち方なんだ」ということ。
お金はもちろんあったほうがいいけれど、すご~くお金があれば本当に人って満たされるんだろうか。本当のところ、よくわからない。
人知れず、悩みを抱えている場合だってあるだろう。
で、幸せとはなにか。それは、どんなにつらいときでも、きっとそのつらい事象を「魂を磨いてくれている」とか「いま、自分が成長しているときなんだ」とか考えられるかどうかだと最近、思うようになった。
師匠はつらいとき、「これで次はよくなる」とにやりと笑ったという。そして、ちょっと自分にゆとりをあげることが大事なのかもしれない。
幸せは人それぞれ。ちょっとのことで「もうだめだ」と思う人もいるし、多少のことがあってもびくともしない泰然自若の人だっているだろう。
結局のところ、幸せとは、見る角度によって違うだまし絵のようなのかもしれない。どうせなら、つらいことも、幸せの方向に考え方を転換できる能力を身に着けたいと思う。 次は私が、幸せになるために必死だったころの改名話を書こうかな。