今日は、仕事中にクレームの電話が入った。いつもの方だ。携帯にその方からの着信履歴があり、血の気が引いた。
1日のエネルギーの3分の2がそがれた感じだ。すぐに仕事の段取りをつけて電話をかけ、謝罪する。そして、今後は気を付けますとお詫びする。肩書きがつくと、本当に毎日のようにクレーム対応に追われる。
今日はどんなクレームがくるのだろうとひやひやする毎日だ。そんな1日がいま、やっと終わった。
今日は、クレーム対応のことで頭がいっぱいだった。すごくおいしくない食べ物を食べたときみたいに、すごく嫌な後味が残る。
本当に今日は嫌だったなあ。
そんなことを考えながら、犬の散歩をしていると、また言葉が降ってきた。「これも電車の窓だよ」。
そうか、電車の窓か。人生という電車に乗って、車窓から眺めているようにこの景色を見たら腹も立たないのか。
すべてはうつろいゆく。電車から見える景色も、だんだん近づき、だんだん遠くなる。ちょっと引いた視点で、「ああ、こんな景色の日もあるなあ」と思ったら、少し楽になった。こんな日もある。こんな景色もある。
そしてすべては去りゆくものだ。明日は、一番、緊張する会議が待っている。袋叩きにあうかもしれない。でも、その会議も、電車の窓だとおもえば、苦痛も取り除かれるかもしれない。
悲しみも喜びも、い つかは去りゆく。