モモ | 東方神起~ちゃみ萌えブログ~

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  ユノとチャンミンを溺愛。

ほみんをいろんな角度から妄想してるブログ。
LINE妄想・ぎゅラジオetc.
みんなで楽しい気持ちを共有した~い(*^^*)





ちょこさんの切ないホミン小説読んでたら・・
なんだかやたら泣きたくなって( ノД`)

毎年寂しいXmasがさらに寂しく・・w


その流れでいきなりのモモ×幸田です


ちょこさんの切ないお話は

聖なる夜に祈りを捧げる

こちらからどうぞ♡


一緒に泣けばこわくない
(巻き添え計画w)



みなさま、素敵Xmas
(言ってること矛盾?)


 





*******************




Xmasの夜・・おかしな夢をみた

いや、おかしいのはそこじゃない

今は12月に入ったばかりだ

あまりに幸せな夢で
俺は思わず現実と錯覚した



慎重に長い時間を費やしてきた準備もいよいよ終わりに近づき
朝から晩まで爆弾作りに没頭していたあの頃が懐かしくさえ感じる

今はとくにすることがない日は
帽子を深く被って一人で散歩に出たりするようになっていた

高台からの景色をぼんやりと眺めたり
商店街や丸吹の前を意味もなくうろついたり
フラッとパチンコ屋に立ち寄ってみたり・・

こんな時間をもったことがない俺にとっては
少し持て余す時間で・・


ほかの仕事にかかりきりだった幸田さんが
久しぶりに俺のアパートへ顔を出した時に、そう話すと

ふふっと意味深な含み笑いをする


「モモ・・寂しいってことだろ」

思ってもみない言葉に俺は眉間にしわを寄せた


・・寂しい?

・・・俺が?

これが寂しいという気持ちなのかも分からない

何も言えないでいると

幸田さんは床に座ったまま俺の肩を掴んで抱き寄せた

「なに??」

「・・今日Xmasだよな、モモなにか欲しいものあるか」

・・・分からない
普通に生きていれば普通に考えるような日々の楽しみを俺は知らない

そんな俺の表情をみて幸田さんは笑った

「だと思った」

「分かっててどうして聞くんだよ」

幸田さんは俺を抱いた腕に力を込める

「俺は欲しいものあるんだけど」

そう言ってなぜか目を逸らす

・・自分の気持ちも分からないのに幸田さんの気持ちが分かるか
という俺の心の声が聞こえたのか

「モモ、分からないと思うから聞いてくれる?」

そう言ってまた笑う


俺は素直に聞いてみた

「幸田さんは何が欲しい?
俺・・何も持ってないからあげられないけどさ」


頬に温かいものが触れた

ふいをついて幸田さんが・・俺を舐めた・・

!!

「なにしてるんだよ、せっかく人が聞いてるのに」

「だから今答えた」

「はい?」

「欲しいもの」

・・・

「バーカ・・」

「そんなの・・・」

「プレゼント出来るだろ」

・・・・・・・

答える代わりに俺は幸田さんの唇に深く口づけて
そのまま床に倒れこむ


「モモサンタ」

「んぅ?」

「どうせならさ、あったかいもの食べて
熱燗飲んであったかい布団の上であったまらないか」

そんなことを真面目な顔で言う幸田さんが
なんだか愛おしくて

俺は・・笑いが止まらなかった

幸田さんはそんな俺を見てキョトンとした顔をしている


幸せだから笑ってるんだよ
泣きたいほど幸せで・・

こんな気持ちを感じられる日が来るなんて思わなかったから

過去は変えられないけれど
幸田さんと一緒なら・・今までとは違う生き方が出来るような気さえしてくる

黄金を抱いたら
一緒に・・・

ずっと一緒に・・



こんな子供だましのような夢みたいな一日に
俺は本気で祈りを込めた


これはきっと夢じゃない

・・ほんの少し先の未来・・




*****************



一緒にXmasを過ごしたことがないモモと幸田さん・・
めっちゃ切ない

ちょこさん大好きです♡
モモ書いてくれたら・・もっと大好きですw




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