こう呼ぶのが適当な様に思えてきました。
自分の周りを見回してみて…
ざっと30人もいるでしょうか?
面識あるブロ友さんや、断薬ガールズを数えてみても、やっぱり精々20-30人
圧倒的にマイノリティー
サバイバーは過酷で孤独です。
離脱に苦しんで、
クスリを抜いて
クスリでボヤかされていた「剥き出しの自分」に向き合わされ
誰にも誉められもせず、
元の疾患も何とかクスリ使わず乗り越えようと、日々生活改善やら食事やら運動やら取り組んで
ホントに長い苦しい戦いです。
私自身、精神医療からの離脱に挑戦し始めて8年になろうとしています。
縁が切れてからは4年
社会生活に長いブランクができます。
回復は実感できます。
地力、体力、気力そして情緒
断薬直後がウソの様ですが、
長い戦いで年はとってしまいます。
髪も抜け、シワも増えてます。
気が付けば同期同窓はリタイアする年齢だから、当然です。
履歴書の謎の空白期間が長くなります。
それだけで職探しは簡単ではありません
下手に学歴職歴が立派だと逆に苦労したりします。
時給が低いからといって、仕事がラクな訳でもカンタンな訳でもありません、今の仕事がまさにそれですが、むしろ瞬発力が求められることが多く、ベンゾ脳の高齢者には全く不向きです。
コンビニバイトの面接で落とされたこともあります。
意にそまぬ仕事をするのに、自分のプライドとも戦わなければなりません。
パチンコ店の交通誘導
駐輪場の管理人
宅配スタッフ
何でもやりましたよ、
食って行くために
かつての同僚に見られたら死ぬしかない、そんな思いで
それも離脱症状、後遺症と戦いながらです。
全然回らない、覚えられない脳、動かない手足、
それに目眩と頭痛
ボロボロの自尊心を抱えながら。
生きるために
どんなに頑張っても、収入は捕まる前の10分の1が精々です。
さらに
精神医療と縁が切れると、通常精神福祉、公的支援からも外れることになります。
何度も心が折れそうになりましたよ、
「何のために頑張ってるんだ」
戻りたくないから、
です。
ネット中傷被害を受けた元アナウンサーで僧侶の高橋美清さん。弁護士を通じて「法的措置を辞さない」と加害者に伝え、4人と実際に会うと全員、面識はなし、謝罪より先に言われたのは「自分はうつ病」「生活保護を受けている弱者」などの弁明でだった…
アホらしくなって訴訟取り下げたという、このニュース
これみてやっぱり「そこ」には戻りたくないと思いました。
それでも辛いのは
やっぱりマイノリティーであることなんですよね。
一度精神医療に捕まって、そこから離脱できる人は多分10人に1人もいません。
ずーっと薬漬けの飼い殺し、
仮にそこから離脱したとしても
健常者に戻れる訳では決してありません。
やっぱり精々「半地下の住人」です。
長らく地下で燻ってたから、地上にも仲間は少なく、相談する相手もほとんどいません。
第一「精神医療サバイバー」なんて地上人に理解なんかされませんから。
隠さなきゃならない場面も多い。自分の属性を隠さなきゃならないって、それだけでかなりストレスフル。
それでも、です。
戦い続けなければならないと思っています、役割として。
そこに希望はあるんだ、ということを証明したいと思っています。
それこそ気合いと根性で
半地下のサバイバーの仲間、一緒に頑張りましょう。