モノアミン仮説について。
人の精神活動、
感情や感情疾患の原因のすべてを脳内化学物質の作用、化学反応に帰する
人のこころを物質レベルに還元する理論で、
ある種の唯物論と言ってもいいと思います。
リブログ元さんの論点からは多少離れますが、この理論を最も崇拝している、神託の如く信仰しているのは、実は精神医療界でも製薬業界でもありません。
…彼らはあくまでもマーケティングのための便宜的な理論だ、と知っていて、説明のためだけに使っています。
この理論を「教義」として信奉しきっているのは、
つまり彼らの術中に、彼らの思惑以上に嵌まってるしまっているのは
飲むクスリの量や飲み方が脳内の化学反応や受容体の数、働きを決定し、それが人の精神症状や身体症状をコントロールしている、
「クスリについて調べて知識を得」て
「クスリの害に覚醒」し
「クスリから離脱しよう」としているハズの人です。
何故かクスリ以外の解決策を考えられなくなってしまう
その結果
かえってクスリに囚われ、クスリから逃れられなくなってしまっている人。
皮肉と言えば皮肉ですが、
あるいはそこまで計算しつくされたマーケティング戦略なのかも知れません。