モノアミン仮説 | クスリに頼らない自遊人

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東大法卒のアル中です。ベンゾジアゼピンを断薬して6年が過ぎました。東大野球部応援とグルメ情報、映画レヴューとメンヘラネタが中心です。
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モノアミン仮説について。

人の精神活動、
感情や感情疾患の原因のすべてを脳内化学物質の作用、化学反応に帰する

人のこころを物質レベルに還元する理論で、 
 ある種の唯物論と言ってもいいと思います。

リブログ元さんの論点からは多少離れますが、この理論を最も崇拝している、神託の如く信仰しているのは、実は精神医療界でも製薬業界でもありません。

…彼らはあくまでもマーケティングのための便宜的な理論だ、と知っていて、説明のためだけに使っています。

この理論を「教義」として信奉しきっているのは、
つまり彼らの術中に、彼らの思惑以上に嵌まってるしまっているのは

飲むクスリの量や飲み方が脳内の化学反応や受容体の数、働きを決定し、それが人の精神症状や身体症状をコントロールしている、

「クスリについて調べて知識を得」て
「クスリの害に覚醒」し
「クスリから離脱しよう」としているハズの人です。

何故かクスリ以外の解決策を考えられなくなってしまう

その結果
かえってクスリに囚われ、クスリから逃れられなくなってしまっている人。

皮肉と言えば皮肉ですが、

あるいはそこまで計算しつくされたマーケティング戦略なのかも知れません。