回復を感じるとき (今日1300からZOOMミーティングを開催します) | クスリに頼らない自遊人

クスリに頼らない自遊人

東大法卒のアル中です。ベンゾジアゼピンを断薬して6年が過ぎました。東大野球部応援とグルメ情報、映画レヴューとメンヘラネタが中心です。
コメントには塩対応なので悪しからず御了承下さい。

今日MDAA昼のZOOMミーティング開催されます。(原則毎週木曜日開催)
◇日時
 10月22日(木) 1300-1430
◇ミーティングID/ PC:
  ID : 623 067 2924
  PC: 8sxhBn  
◇テーマ
・どうしたらうまくいくのか?
・回復を感じるとき

オープンミーティングです、どなたでも参加できます。


のぶです

行きつ戻りつ、薄皮を剥ぐように。

ベンゾやアルコール、薬物のダメージからの回復の過程はよくこう表現されます。

身体はいつまでもあちこち痛むし、体調も崩しやすい。

一本調子でドンドンよくなる、残念ながらなかなかそうはなりません。

精神的にも不安定になりやすいです。

ちょっとしたことで深く傷ついたり、強烈な不安感や孤独感に襲われたり

内海医師が指摘する、一度でも使った人が抱え続けることになる「漠然とした依存感」

クスリは止めても半永久的に残る様に思われます。

お酒
甘い食べ物
対人関係、恋愛
セックス
買い物
仕事
筋トレやらランニング

ブログやLINE、TWITTERなんかもそうですね

なんとなく物足りない
なんとなく面白くない
なんとなく寂しく孤独

なんとなく不幸

何でも適当なところで満足できず、度を越してしまい勝ち

衝動的、依存的な心理や行動に走ってしまいがちです。

向精神薬が残す爪痕は想像以上に大きく、回復には時間がかかる場合が多く、

それはひょっとしたら他人基準な欲求不満体質、思考パターンが変わっていないだけなのかも知れません。

特に自分のことについては、回復を実感するのはなかなか難しいです。

ですが
クスリから離脱した仲間に久し振りに会うと、その変化に驚かされる事がよくあります。

仕事をはじめた
家族との関係が戻った
新しいパートナーができた

そんな生活面、活動面の変化・回復もそうですが、

眉間のシワがとれている

濁って腐った肴みたいだった目が、輝きを取り戻している

能面の様に無表情だった顔が
生き生きとした笑顔になっている

よく笑う
嬉しい、楽しい、心地よいといった感覚、感情を取り戻してる

些細なことでイライラせず、気持ちが落ち着いていて

攻撃的なところがなくなっている

鈍かった言葉や周囲への反応が普通になっている

グルグルと何時までも繰り返し吐き出されてていた、同じ「他人」「過去」への怒りや妬み、呪詛の言葉のかわりに

「今」「明日」「私」が語られている。

驚かされます。

「○○さん、すごく回復したよね」
噂好きの仲間の中では光速で伝わります

それはみんなにとっても嬉しいことだから

そして、
昔は妬ましく羨ましく、自分が惨めになり、素直に喜べなかった「仲間の回復」が心の底から嬉しく感じられている

そのことで初めて自分も少しは変わった
回復させてもらえたことに気づかせてもらえます。

これがあるから止められません、ミーティング依存