ししみちトレイルラン大会もボラで参加 | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

晴れた日は山に登り街を走り、 雨の日は好きな音楽を聞きながら本を読む
そんな暮らしがいい!

2月に行われたビッグロックトレイルラン大会にボラで参加した時、ラン友のFKさんから

「5月に猪名川でやるトレラン大会でボランティアしませんか?」

とお誘いがあり、今年からボラをメインに色々な大会に参加しようと決めていたので、すぐスケジュールに入れておいたのです。

 

5月26日日曜日朝6時過ぎ、FKさんの車(通称FKタクシー)でピックアップしてもらい、一路会場へ向かいます。

 

1時間ほどで、スタート・ゴール会場になる猪名川町立大島小学校に到着。なかなか遠かったです。青空が広がり、気温が上がりそうです。

 

大会の正式名称は

いながわ里山猪道トレイルラン」大会です。

数えて8回目の開催。距離は20kmと短いですが、累積標高が1550mあり、かなりハードなコースと知っていたので、私は走ったことはありません。

 

まだ会場は設営中で、スタート・ゴールゲートもこれから立ち上げるようです。受付のボラスタッフには顔見知りがいっぱいいたので、しばらく雑談して時間を潰しました。

 

ボラスタッフに無料で配られるスタッフTシャツ。うりぼうを背負った猪が可愛いシンプルなデザインです。(山での黒Tはハチが寄ってくるかも!?)

 

8:00過ぎ、運営リーダーの藤森さんからエイド・コース誘導のボラスタッフのブリーフィングが始まりました。私は2ヶ所あるエイドのうち最初の「農村エイド」の担当です。

 

8:30になり、ランナー受付が始まりました。20kmワイルドと3kmショートの二種目ありますが、メインの20kmでも200人という小ぢんまりした大会です。

 

我々は「農村エイド」で給仕するドリンクやお菓子を車に積んで、さらに奥に向かいます。

 

絵に描いたような蒼空に緑豊かな里山の風景が広がる場所で、エイド設営開始。

 

テントを立ち上げテーブルをセットし、ドリンクやお菓子(ミニケーキ、ドーナツ、ポテチ、ミニ大福、塩飴、梅飴、ゼリーなど)を並べます。

 

スタッフは9人いるので、それほど時間はかからず設営完了。エイド担当、コース誘導担当、カメラ担当と分かれてランナーを待ちます。

 

9:50 20kmのレースがスタートした模様。

(写真はオフィシャルカメラマンから)

 

それから50分も経たないのに、早くもトップランナーの岡 翔琉(かける)君が現れました。エイドはスタート地点から8kmあるので、アップダウンのあるこのコースをキロ6分で駆け抜けるという驚異的なペースです。

 

それから20分ほど経ってから、ランナーが続々とやってきました。みんな汗だくで、思った以上に暑い様で、コーラやスポドリがどんどん無くなっていきました。かぶり水も大好評です。

 

ランナーの中には知った顔がちらほら。

トレイルランナーズ大阪を主宰する安藤大キャプテンや

 

招待選手の万場大さん

 

ソトアソのレッツ比嘉さんたちは、ノボリを掲げてやってきました。シューさんやカトチャンの姿も発見。

 

12:30前、スイーパー*がやってきたので、全てのランナーが通過したことを確認して、エイドの撤収作業に入ります。

(コース誘導終わってからスイーパーになるスタッフもいて、今回スイーパーは10人配置していました)

 

これもものの15分ほどで解体完了。余った給食などは次の山頂エイドまで別トラックで搬送し、我々は本部のあるゴール地点へ戻ります。

 

このレースは地方大会独特の歓迎があって、ゴール直前には地元学生の太鼓の応援があり

 

五平餅の様な焼いた猪名川餅を受け取ってゴールテープを切るという仕掛け。

(以前は焼いたアマゴを渡していましたが、アマゴが少なくなったので焼き餅に変わったそうです)

 

ゴール後には、おにぎりや豚汁、かき氷やみたらし団子などの屋台があります。

 

時間があるので、ゴールスタッフのお手伝い。完走メダルは輪切の木に焼印をしてリボンを付けた手作りのものです。

 

14:00から表彰式が始まりました。総合優勝は農村エイドをトップで通過した岡 翔琉君がそのままぶっち切り、2位に20分近い差をつけて2時間6分という驚異的なタイムでゴール。若干二十歳の学生だそうなので、将来が楽しみですね。

 

さらにすごいのが、3位には岡君のお父さんが入賞したこと。父子揃って素晴らしい。

 

女子の総合1位は招待選手の向井さんでした。

 

万場選手は39歳以下で第1位でした。インスタグラムじゃなくて、 トレイルグラムでパチリ。

 

ゲストランナーで猪名川町出身の大瀬和文選手のインタビューもありました。

 

大会の制限時間は5時間なので14:50でゴール閉鎖なのですが、最終ランナーまで待とうというのがこういう地方大会ならではの気配りです。しかし!並走(並歩?)しているスイーパーからあと2kmという連絡が入ってからが長かった。

 

なんやかやで最終ランナー(ペア2人)がゴールしたのは、制限時間から1時間20分も経った16:10でした。スタッフが作ったアーチを潜ってゴール。(かなり恥ずかしかったと思います 笑)

 

やっとスタッフの解散式があって、会場の撤収作業をスタッフ全員で行います。

 

最後に全員で集合写真。お疲れ様でした!

 

言われるままに動いたボランティアでしたが、なかなか楽しかったです。走っているランナーの姿をみると、ハードなコースを走ってみようかと思ったりもしましたが、やっぱり止めておきます。

 

でも大会自体は地元あげてのおもてなしに溢れているので、興味のある人は参加されてはいかがでしょうか?