矢田Q 6ピークス縦走 | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

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奈良県の生駒山系を南北に貫く生駒縦走路の東に位置する矢田丘陵(通称矢田Q)。生駒縦走路に比べてアップダウンが緩やかなので、トレラン初心者にも人気のコースです。

 

4月15日月曜日、久しぶりに矢田Qを走るイベントに参加してきました。調べたら、前回通ったのはコロナ前の2020年なので、実に4年ぶりの訪問です。

 

久しぶりにラッシュアワーの時間帯の満員電車に乗り、朝9:30にはスタート地点の近鉄白庭台駅に8人が集まりました。

 

今回は矢田Qをそのまま縦走するのではなく、コース周辺にある6つのピークに登頂しながら進みます。というわけで、最初はいつもの車道沿いに行かずに、白庭台の住宅地を抜ける回り道を進むことになりました。

(この日のコース)

 

住宅地のすぐ横にある登山口。初めて通るトレイルです。

 

ピークを目指すので、それなりに登ります。

 

最初のピーク桧窪山(ひくぼやま 標高247m 地図①)は、鉄塔のすぐ横の狭い場所に山頂がありました。プレートの文字が掠れてほとんど読めません。

 

少し下りた先にあった「饒速日命(ニギヤハヒノミコト)」の陵墓。綺麗に整備されてお供えもありました。

 

一旦車道に降ります。

 

桜はほぼ散った後なので、花びらでシューズサークル。

 

その車道から外れて、少し登ったところにあるのが

 

2つ目のピーク行者山(標高254m 地図②)。昔は山だったところを開発して住宅地にしているので、こんなところも残っているんですね。

 

いつもの車道に戻って進むと、見覚えのある矢田丘陵遊歩道の道標があり、ここから丘陵に入ります。

 

最初の登り。この日のコースでは一番の急登です。

 

途中のドンデン池は、周りの遊歩道が崩れていて近づけなくなっていました。

 

阪奈道路を跨ぐ陸橋を渡ると

 

大きな看板のある遊歩道に入ります。

 

走りやすい道をジョグ。

 

途中にある展望台からは生駒山頂の鉄塔が見えます。

 

椚峠(くぬぎとうげ)から車道に降りて、近くのスーパーでトイレ休憩。

 

再びトレイルに入りますが、登山口はこんな分かりにくいところにあります。

 

20分ほど登ったところにあるのが、神武峯(じんむみね 標高259m 地図③)

 

その先の榁木峠(むろのきとうげ)の手前にあるのが、4つ目のピーク榁木山(標高270m 地図④)。

 

綺麗な竹林を抜けると

 

榁木峠に着きました。弘法大師の石像の奥には、八十八ケ所巡りができる石仏が並んでいます。

 

ここから写真左のトレイルを外れて、右にある”酷”道308号線の急坂を西に下ります。

 

目指したのは「歓喜の湯」と名付けられた足湯。

 

ここで温泉に浸かりながら昼休憩。少し熱めのお湯が気持ちよさそうです。

 

再び急坂を登り返して、トレイルに戻ります。

 

5つ目のピークは矢田山(標高340m 地図⑤)。ここは見つけやすいところにあります。

 

その近くにある展望台。生駒山系がよく見えます。

 

展望台を下から撮ってもらうと、こんな感じ。

 

その写真を撮る人を上から眺めると、こんな感じ。

 

さらに先に進むと、奈良市街が一望できる国見台展望台があります。

 

最後のピークは松尾寺に近い松尾山(標高315m 地図⑥)。ここには二等三角点があります。

 

山頂にはNHKのテレビ電波中継所もあります。

 

山を降りれば、松尾寺の境内へ。三重塔を眺めながら、しばらく休憩。

 

煩悩を鎮めるため?に鐘を撞くメンバー。

 

総門には

 

風神雷神の立派な木彫りが奉納されていました。

 

後は坂道を降りるだけ。斑鳩の里山に出れば、法隆寺の土壁が見えてきます。

 

いつもなら観光客などで賑わう境内も、この日は人もまばらでした。

 

法隆寺駅に向かう途中で見つけたポケフタ。

 

14:30過ぎにゴールの法隆寺駅に到着。5時間で約22km、累積標高900mのトレランでした。低山ばかりでしたが、それなりに面白かったです。

 

JRで天王寺駅まで移動して、有志で昼呑み反省会。帰りのラッシュが始まる前には家に着きました。