以前からやってみたかった「たけのこ掘り」に、ラン友さんからお誘いがあったので、体験してきました。
4月13日土曜日朝9:30、JR山崎駅前でピックアップしてもらって、長岡京市にある西代里山公園へ。天気は気持ちいいくらいの快晴です。
今回のイベントの参加者は、親子で参加した人も含めて男女9人。公園から歩いて竹林に向かいます。
ここは林業を専業にしている市嶋さんが管理する竹林で、毎年春に竹林整備を兼ねて「たけのこ掘り」のイベントを開催しています。名付けて ”のこのこファームプロジェクト”。大人だけでなく、子どもも楽しめるイベントになっています。今回は我々のチームの他に、もう1チームが参加しての共同企画でした。
最初に主催者の市嶋さんからプロジェクトの趣旨と、段取りの説明がありました。この時期たけのこがいっぱい伸びてくるため、自分たちだけでは整備（＝竹の間引き）が間に合わないので、楽しくたけのこ掘りを体験してもらいながら、竹林整備の手伝いもしてもらおうということです。
我々チームで集合写真。
竹林に入って、最初は比較的平らなところで作業開始。私のようにたけのこ掘りが初めてというメンバーもいるので、経験者に付いて掘り方を教えてもらいながらの作業です。このエリアではたけのこを掘る場所がわかりやすいように、予め竹をさしてくれていました。
穂先が見えたら、その周囲を小さなツルハシで掘り進めます。
根っこが見えるくらいまで掘り進めたら、今度は鍬（クワ）を根っこの辺りに打ち込み
テコの要領で持ち上げると
立派なたけのこが獲れました。
掘った後は土を埋め戻して踏み固めた後、枯れ葉などで覆います。
これを繰り返して、ものの2,30分で箱いっぱいのたけのこが。
ペットボトルのある場所は、竹を育てるために残すところで、赤く塗ってあるのは鹿やイノシシなどが嫌う色なので食べられるのを防ぐためだそうです。
一通り掘った後は、その奥の斜面に移動して、それぞれがたけのこの穂先を見つけて掘り進めます。
テレビなどでよく見る刃の長いたけのこ掘りの専用道具（写真↓）は使い方が難しいので
我々は手で振り回せるツルハシなどを使いましたが、これが意外にキツイ。何個か掘り進めていくと、腰や二の腕が疲れてきます。
足が踏ん張りしにくい斜面での作業は、なかなかしんどいけれど慣れると面白くなってきました。
２時間ほど作業をして、昼休憩。小ぶりのたけのこを切り分けて、軽く湯がいた後
肉などと併せて炒めたりしながら、山メシを楽しみます。
隣のチームを見てみると
竹で作った飯盒を使って炭火で筍ご飯を炊いたり
ピザを作ったりと、かなり本格的。
我々が恨めしそうに見ていたためか、後でひとつ分けてもらえました。
午後からは自由行動。ハンモックでのんびりする人もいれば、再び作業に戻る人もいたり。
私はリーダーの市嶋さんについて行って、さらに上の場所で作業を手伝うことにしました。
我々には分かりにくいところですぐに当たりをつけて、刃先の長い専用道具で周りを探った後
数回刃先を打ち込むと、すぐに地中から穂先が見えてきました。
そして深く差し込みそれほど力を入れなくてもたけのこが文字通り飛び出してきました。流石にプロの技。我々が力を込めて掘り出すのとは全く違います。
14:00過ぎに作業終了。9人で掘り出したたけのこは、山分けしました。大きなものは40cmくらいから20センチくらいまで様々でしたが、ひとり5〜6個は持ち帰ることができました。普通の袋では破れてしまうので、土嚢袋に詰めてもらいます。
三々五々分かれて解散し、私は次の予定のために、JRで京都方面へ向かいました。
JR丹波口駅から歩いて、スーパー銭湯「壬生温泉はなの湯」へ。土嚢に詰めた6個のたけのこは、ひと抱えもあり重かった。ロッカーには入り切らないので受付に預けましたが、重たい土嚢にびっくりされました（笑）。
温泉で2時間ほどゆったりまったりした後は、大宮まで歩いて「むすび食堂」へ。というのも、嵐山のmusubi-cafeをはじめとする「むすびグループ」の創業15周年パーティが行われると聞いて、顔を出すことにしたのです。
昼間に獲ったたけのこは、大ぶりのものを３つ差し入れとして渡して、やっと身軽になりました。
18:45 予定より少し遅れて始まったパーティーは、ランナーでもある統括店長ひらりんの挨拶で始まり、飲み放題食べ放題で盛り上がります。ソロでの参加だったので、40人ほどの中でほとんどが初めましての人たちでしたが、そこはランナーが多いので、すぐに打ち解けて移動しながら楽しみました。
最後の方では、フルーツのアニバーサリーケーキを囲んで集合写真。
まだまだ続きそうでしたが、私は昼間の疲れもあったので、21時過ぎには退散しました。
追記
今日は腰と二の腕（上腕三頭筋）が絶賛筋肉痛です💦