25日日曜日、予報通り冷たい雨の降る中、大阪マラソンが開催されました。
私は出走権がありましたが、１週間前の京都マラソンと連チャンになるのと、ボロボロでランナーから酷評された去年の大会運営が改善されるとは思えなかったので、出走は回避しました。
（今年はどうだったかは後半でコメントします）
走らない時はいつも沿道応援していましたが、今年はラン友さんがお揃いの金髪アフロでの応援隊を募集していたので、面白そうと思って入隊することにしました。
（写真はアフロ隊メンバーが撮ったものもお借りしています）
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大会当日、天気予報通り朝から冷たい小雨の降る日になりました。最高気温も一桁台ということで、ランナーは大変だろうなと思いながら、大阪城公園に向かいます。
7時過ぎの大阪城公園駅周辺はこんな感じ。
ラングループの仲間で、大阪城ホール横の噴水前でとりあえず集合写真。走る人か応援する人かわかりませんね。私はダウンの上に山用のレインジャケットをはおりレインパンツを履いて、雨と防寒対策。（念のためカイロも持っていきましたが、これは使わずに済みました）
アフロ隊の集合は、同じくらいの時間に森ノ宮駅側の噴水前だったので、急いで走って向かいます。
みんなが傘をさしている中で、金髪アフロの集団はすぐわかりました。アフロのウィグは隊長からメーカーの指定もあったので、ほぼおソロです。
すでに集合写真は撮り終わった後だったので、メンバーが撮った写真をアップしておきます。
メンバーは圧倒的に女子が多いので、女子隊員だけだとこんな感じ。みんな百均のおしゃれグラサンや猫耳などをつけて、見た目かわいいですね。（ただし平均年齢は..... ナイショです 笑）
寒くなって来たので、隊長の判断で地下鉄森ノ宮駅の構内へ下ります。
ランナーで混雑していましたが、ここでもアフロ隊は目立っていて、特に海外のランナーからはいくつか写真を求められました。
地下鉄で、コース14km地点になる京セラドーム大阪前まで移動します。地下鉄構内でも20人近いアフロ隊は目立っていましたね。
階段を降りたり上ったりするアフロ隊。他の乗客から二度見されました。
駅ホームのアフロ隊。
エスカレーターのアフロ隊。乗客から写真撮られまくりました。
トイレに並ぶアフロ隊（笑）。
地下鉄車内のアフロ隊。なんやコイツら？という乗客の冷たい目線も気にならず。
ドーム前千代崎駅で降りると、大阪メトロの社員さんがカイロと応援うちわを配っていたので、貰っときました、
集合写真も撮ってもらえました。うちわにはそれぞれ応援メッセージを書いています。
ドーム前に早く着きすぎたので、近くのイオンモールで時間潰し。
9:30頃、ドーム前に並んで選手たちを待ちます。雨も小止みになって良い感じ。
リーダーは、プレスの腕章をつけたNHKラジオのスタッフに「これは何のグループですか？」とインタビューされたみたいです。放送されたかは？？
9:40過ぎ、車イスランナーが通過していきます。
そして9:50過ぎ、早くもトップランナーの第一集団がやって来ました。やっぱり速い！！キロ3分のペースです。
優勝した平林君もこのグループにいました。
そのうち知り合いのメンバーがひとりふたりと駆け抜けていきます。ラン友さんを見つけて声をかけたり、向こうから見つけてくれたり。
サブ4のペーサーが通った10:30過ぎに、一旦撤収して応援場所を移動します。
移動中の陸橋からみたランナーたち。最初の折り返し区間なので、対向するランナーがよく分かりますね。
再び地下鉄に乗って、今里駅まで移動します。
コース36km地点になる今里筋で、先着していたピンクエイドのメンバーと合流して、総勢30人近い集団で沿道応援。やはりこれだけ金髪アフロ姿が揃うとランナーからも目立っていたみたいで、こちらが見つけるよりも早く声をかけてくれます。
時折雨足が強くなったり、北風が吹いて気温が下がったりして、見ていてもランナーは寒そうです。
50mほど離れた場所で、知り合いが私設エイドしながら沿道応援していたので、こちらと行ったり来たりして応援しました。
雨のせいなのか、いつもに比べて仮装ランナーが少なかった気がします。その中でも、これぞ大阪！という仮装をいくつか。
グリコはおるわ、ケンタはおるわ、くいだおれ太郎がおるわ、通天閣やたこ焼きマンまで（笑）。
「大阪のおばちゃん」スタイルの応援隊メンバー。トラ柄のワンピにヒョウ柄タイツ、「スーパー玉出」のトートには飴ちゃんが入ってる？
応援する方も体が冷えて大変でしたが、メンバーの息子さんがやっているお店がすぐ近くにあり、そこのトイレを借りられたので助かりました。
知り合いの写真も撮りたかったのですが、雨で分かりにくかったこともあり、今回はカメラを封印。
15:00過ぎ、6時間のペーサーを見送った後で、メンバーと別れて銭湯に向かいました。
近くの銭湯は混んでいると思い、17:00からラン友さんたちと打ち上げを予定していた会場に近い、千林大宮駅まで地下鉄で移動。
千林大宮駅近くにある神徳温泉で温まった後、千林商店街にある「たじまや庵」で焼肉打ち上げ。
去年の大阪マラソン後の打ち上げもここで行いましたが、良い肉がリーズナブルな値段で食べられます。
雨でランナーも応援も、ボランティアも大変な１日でしたが、初めてのアフロ隊での沿道応援は、思った以上に楽しかったです。雨対策でずっと背負っていたザックのおかげで肩はパンパン。半日叫んでいたので声も枯れましたが。
★あえて追記
去年の大会では、大阪城公園内での荷物預けの雑な扱いやランナー動線の長さ、案内掲示や案内スタッフの不足、コース途中のエイドでの給水・給食が無くなるなど、都市マラソンではあり得ないほどランナーの評価が低かった大会運営が、今年は改善されたんでしょうか？
結果は、ほとんど変わらなかったようです。大会前にスタート前・ゴール後の案内を見ましたが、「あぁ、これはダメだ！」とすぐ分かりました。
チャリティランナーと女子ランナーは大阪城ホールが着替えと荷物預け会場になっていましたが、男子は相変わらず屋外でした。しかも当日は確実に雨が降ると分かっていたのに、着替えは簡易テントで、荷物預けはシートを被せたカゴの中というあり得ない状況。地面は土なので雨でぬかるんで、スタート前にすでにシューズや靴下がドロドロになる状態だったそうです。
ランナー動線もほとんど改善されず、案内板も小さくて少なく、スタートブロックまで細い道を1kmほど歩かされるという始末。
スタートブロック分けも無茶苦茶で、遅いブロックほどスタートしてから5km過ぎくらいまで大渋滞で走れず、ランナーのイライラが募ったのは分かります。
途中の給食エイドも雨対策されていなくて、お菓子などが雨ざらしだったようですよ。
大会運営者は、高い参加料を取りながらランナーの意見を取り入れ改善する気はないようですね。3万人規模のマラソン大会を運営するにはあまりにお粗末です。来年はひょっとして定員割れかも。