山岡ピザへのんびりハイク | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

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晴れた日は山に登り街を走り、 雨の日は好きな音楽を聞きながら本を読む
そんな暮らしがいい!

なかなか予約が取れないことで有名な、生駒の秘境ピザ屋さん山岡ピザ。ラン仲間のりっこさんが予約を取って招待してくれたので、5月以来半年ぶりに行って来ました。

 

 

初めは生駒縦走路を坂練しながら店まで走って行くつもりでしたが、1週間前までは降水確率80%。たまには雨の中のんびりハイクでもいいかと思っていたら、2日前には傘☂️マークが消えて晴れの予報に!でも、一度下がったモチベーションは上がらず、みんなでハイキングしながら向かうことになりました。

 

17日土曜日朝10:00、近鉄奈良線枚岡(ひらおか)駅に集まったのは9人。私は走れる格好で行ったのですが、走るつもりはさらさらないハイキングスタイルのメンバーも。

 

山岡ビザの予約時間は13:00。距離は回り道をしても5kmくらいなので、時間の余裕は十分あります。りっこさんのお母さんも参加されていたので、のんびりハイクのつもりでスタート。

 

まずは駅前の枚岡神社へ。はじめまして、の人もいたので簡単に自己紹介。

 

二の鳥居をくぐって(一の鳥居は駅の反対側にあります)

 

奥に進むと、狛犬の代わりに石造りの神鹿が迎えてくれます。向かって右がツノのある雄鹿

 

左は子鹿を抱えた雌鹿です。

 

階段を上がって拝殿へ。

 

境内は七五三参りの参拝客で賑わっていました。

 

お参りした後は、神社の横からハイキングコースに入ります。

 

まずは暗峠(くらがりとうげ)を目指して、山道を登ります。暗峠まではいろんなルートがあるので、今まで通った道とはちょっと違ったコースを取ってみることにしました。

 

ずっと上りの道を歩くこと30分。見晴らしのいい枚岡展望台で休憩。

 

ここは初めて来ましたが、予想以上に見晴らしが良かったですね。天気は最高!暑くもなく寒くもなく軽く汗を書くくらいのちょうどいい気温です。

 

来年のW杯に向けて改装された花園スタジアムがよく見えます。遠くにはあべのハルカスがくっきりと。

 

先に進むと、枚岡神社が最初に建てられたという神津獄(かみつだけ)に着きました。

 

少し登ってみると、小さな本殿がありました。

 

所々で休憩しながら、のんびりハイク。

 

その狭さと急勾配で「酷道」と言われている国道308号線に合流して、坂道を登ります。

 

このまま国道沿いに真っ直ぐ進めば暗峠に着きます。時刻は11:30過ぎたばかりで時間に余裕があるので、そのまま行くグループとぼくらの広場へ行くグループに二手に別れました。

 

15分ほどで、ぼくらの広場に到着。ここも見晴らし抜群のとことで、ちょっと霞んでいますが、あべのアルカスから遠くにりんくうタワーまで見えます。

 

ここから少し下れば、暗峠に出ます。

 

石碑の前で、お決まりの集合写真。

 

峠の茶屋すえひろさんは、いつもならハイカーで賑わっていますが、この日は少なめ。手作り梅干しが200円だったのでお土産に買ってみました。

 

峠を少し下って

 

その先にあるカフェ「友遊由」(ゆうゆうゆう)で、先に別れたロ〜ガンさん達と合流。

 

ここで休憩がてらビールで乾杯。というのも、山岡ピザではビールがそこそこ高いので、ここでアルコールを少し仕込んでおこうということなんです。切子のおしゃれなグラスにつまみがついて¥350と良心的。

 

12:30過ぎ、カフェを出て急坂をのんびり降りながら、山岡ピザを目指します。

 

途中にある、いつも気になっている暗峠のたまご屋さん。放し飼いの鶏卵が1パック10個で600円!。この値段を見ると、買うのを躊躇してしまいますね。

 

色づき始めた里山の紅葉を眺めながら

 

山岡ピザに着いたのが、予約5分前の12:55という絶妙のタイミング。

 

スタッフがテーブルセッティングをしている間、周りを散策。

 

気持ち良さそうなハンモックもありました。

 

これがこの日のおすすめメニュー。マルゲリータなどの定番メニューもありますが、季節ごとにおすすめメニューが違うので、毎回楽しみなんです。もちろん、このボードに書かれているピザは全種類オーダーしました。

 

飲める人のために赤白ワインのデキャンタを頼み、飲めない人はソフトドリンクで乾杯。

 

最初に出て来たのが、7種類のチーズピザ。スタッフが気を利かせて、ピザは全てあらかじめ9等分にカットしてくれていました。

 

これにハチミツをかけて食べます。初めて山岡ピザに来たメンバーは、これだけで「美味しーーい!!」と感激。確かにチーズと蜂蜜のミックスが絶妙です。

 

二つ目は、柿と生ハム。秋ならではメニューです。

 

続いて、ビスマルク。サラミときのこ、地元の生駒玉子とモッツァレラチーズの取り合わせ。

 

ポテトとアンチョビバター

 

マスカットとゴルゴンゾーラチーズ、と続きます。オリジナルピザは、いつ来ても意外性があり安定の美味しさです。

 

これで普通のピザ5種類は終了。皿を変えて、ドルチェ(デザート)ピザがやって来ました。

 

ひとつ目は、さつまいものハチミツバター。

 

続いて、柿と塩アイス。甘さと塩っぱさのバランスが最高。

 

最後に、栗とあずきと抹茶。これは、もうイタリアンというより和風テイストですね。三つとも言葉にできないくらいの美味しさ!

 

8種類のピザを食べてもまだ余裕があったので、パスタも頼んでみました。珍しい猪肉を使った、イノシシのラグー(煮込み)パスタ。臭みがなくて、これも美味しかった。

 

1時間半の間、しっかり食べてみんな大満足。

 

表に出てみると、少し日が陰って肌寒くなっていたので、ウィンドブレーカーをはおります。

 

ここから南生駒駅を目指して、のんびり下りていきます。

 

すぐ近くにある、吉本芸人夫婦(あえて名前は出しません)の自宅の横を通って、ラッキガーデンに向かいます。

 

ここも以前食べに来たことがありますが、スリランカシェフの作るスパイスの効いたカレー料理が美味しいですね。

 

フリースペースになっている羊エリアでまったりと休憩。

 

コーヒーを飲んだり、羊と戯れたり、マスタードドレッシングなどのお土産を買ったり、思い思いに時間を過ごします。

 

近くの道端の無人売店で、大きな富有柿が5個300円で売られていたので、思わずゲットしました。

 

そのまま坂道を下って、近鉄南生駒駅に着いたのは15:50。

 

ここで生駒駅経由で帰るという2人と別れ、残ったメンバーで奈良方面行きの電車に乗り、二駅先の東山駅に向かいます。

 

わざわざ逆方向の電車に乗ったのには訳があります。最初の予定では東山駅近くのスーパー銭湯”音の花温泉”に入るつもりでしたが、あまり汗も書いていないというのでパス。そこで、駅前にあるジェラートが美味しいイタリアンレストラン ”mamma" に入ります。

 

16種類もあるジェラートはどれも魅力があり、さんざん迷って塩キャラメルとカシスショコラのダブルを注文。これで¥480です。

 

帰りのルートを調べてみたら、近鉄生駒駅に向かうより、逆に奈良の王寺駅に向かって行きJRに乗り換えた方が大阪に早く着くことが分かって、意外でした。

 

JR王寺駅から大阪駅までは、快速電車でわずか40分ほどで到着。この日も消費カロリーより摂取カロリーの方がはるかに多い1日になってしまいました..... 。体重を減らすつもりが、どんどん増える一方です (^◇^;)