​【歌がうまくなるポイント】表現力の磨き方




私が思う、上手な歌って



ピッチが正しくって

リズムもばっちりで



っていうのも大事ではあるけど





一番は







歌の世界観に入りこんで、

その世界観や感情を表現している




こんな歌に出会うと、

思わず最後まで聴き入ってしまうし、

もっと聴きたい!!って思います。




こんな事言っちゃうと怒られるかもしれないけど

ピッチやリズムの正確さだけを求めると



もはや人間が歌う意味ある??

AIで良くない?


って思ってしまいます…てへぺろ


だからと言って、疎かにしていいって事じゃないですよ。







ひと言で言うならば


表現力です



これはね、歌うには必須です。




もし、表現力で悩んでいる人がいるんだったら日常からアンテナを張ってほしいことがあります。





それは、






嬉しいとき

悲しいとき

恋をしたとき

失恋をしたとき


辛いとき

苦しいとき

感動したとき



っていう、生きてる中で出会う自分の感情です。





私は昔から、何か自分にとって感情が動くことがあれば



この気持ち、歌うときに絶対使う!



って思ってます(笑)






例えば、失恋したときハートブレイク



歌って失恋して云々!!な曲多いんですよー笑い泣き






あの人がいないと どこにいても悲しくて

昼さえ夜に思われる

火すら氷に思われる


たとえ時には他に心を向けようと

思ってみても

私は苦しむばかり


あの人なしではどうしたら良いのか

愛する人がいなければ こんなにも

日々は空しいものなのか





こんな詩が使われていた時は

経験したアノ時の気持ちを思い出す!!




感情をストックしています。←言い方合ってるかな!?あせる




ただ、数年前に歌った曲は



失恋の悲しさあまり

母を殺してしまい

自分の子どもも殺してしまい

自分は海に身投げする歌



でして、さすがに迷いました(笑)




こういった未経験なことが出てくるのも、

歌の醍醐味でしょうかキョロキョロ




未経験のことはね、

とにかく想像(とびこえて妄想かも!?)することです。



子守歌をうたう時は

(私には子どもがいないので)愛犬に語りかけるように歌っているし



死を目の当たりにしている歌は

絶望を感じるために、自分の周りのもの全て無くなったことを想像してみるし



と、できる事はたくさんあります。





そして、大事なことは。

これら感情が揺れ動いている時って


必ず身体の奥底から動いているんです。




「はらわたが煮えくりかえる」

って言葉があるじゃないですか。



怒りは、頭や心だけでなく、はらわた、腹の底で煮えくり返って表に現れるんです。



これって怒りだけじゃなくて

どんな感情でもそうじゃないかなと思っています。




表現力で悩んでいる人は

日常で動く自分の感情にアンテナを張りながら



感情が揺れ動いたときの衝動、インパクトを

歌に使ってみてください。




大丈夫。

表現力も磨けば必ず光りますから。




ソプラノチューリップオレンジかじやなみこ









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