「変な家」の作者雨穴(うけつ)についてあまり知らなかった。
ネットでインタビュー記事を見かけた。
雨穴氏の活動形態は一般にイメージされる「小説家」とはまったく異なる。
YouTubeで長編ミステリー動画をいくつもアップし、SNSではダンスや一人コントもする。
また、音楽活動もしており、最近コミカライズがスタートした『変な絵』の出版時には、本をテーマにした10分を超えるオペラを自作するなど、その活動は「小説家」の枠に収まらない。
全身黒ずくめで変なお面を被っているし、
何だか「変な家」より作者自身が変な人みたいだ。
でも、小説「変な家」や「変な絵」は売れているみたいだ。
関心を集めるための作者の普段の活動のたまものかもしれない。
今の時代。小説家も小説だけ書いてるだけでは駄目なのかもしれない。
賢い人はきっと雨穴(うけつ)の取り組みから多くの刺激をうけつけるに違いない。
ヒットの秘訣は
極限までわかりやすくされた取っつきやすいコンテンツと
自ら広告塔になり知名度を上げる腰の低い営業活動だろうか。
そこで一句
雨穴(うけつ)のおケツは真っ二つ。