これは読みやすい。「変な家」映画レビュー | 好きなことだけで生きられる

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こちらのレビューです。 


もっと「間取りミステリー」だったら面白かったのに。もう「犬神家」「八つ墓」パクリ作品は法律で禁止してほしい。佐藤二朗がイイ。


佐藤二朗の真面目な演技を楽しめたので、嫌いにはなれない映画ですが、ハッキリ言ってしまうと、非常にユニークな「間取りミステリー」が、導入部(と本家の間取り)だけはユニークだけど、いきなり後半はありきたりな展開のホラーになってしまう話」を、ベテラン俳優陣の起用と演出で、何とか映画として成立させた作品。

恐らく(読んでませんが)原作はもっと「間取りミステリー」中心なのかもしれないが、そのままだと映画として弱いから、ホラー的要素の本家周りの話を映画的にスケールアップさせたときに、ありがちになったのだと推測します。
「本家に行く」「謎の儀式」というくだりから急に「ありきたりな」ホラーになる。
んな、バカな。
あきれた。
映画版鬼太郎もだが、もう、小説や映画での、「犬神家」や「八つ墓村」の安易なリスペクト(という名のパクリ)は禁止にしてほしい。
ドラマ「トリック」の頃、深夜ドラマでいい加減やりつくしたでしょうに。


豪華俳優陣、石坂浩二、高嶋政伸は観ていた最中は、まったくわからなかった。

根岸季衣は、かろうじてわかりましたが。

金田一耕助を演じた俳優が犬神家側を演じることになった石坂浩二、

終盤いきなりチェーンソーふりまわす根岸季衣、

こういう役が大好きと公言していて今回の役作りの姿勢も尊敬できる高嶋政伸、

最近不思議な毒親のイメージ定着の斉藤由貴、

とベテラン勢(東宝映画に親和性の高い)の活躍が映画の質を支えていて、こういうジャンル映画でも見下すことなく出演していることが嬉しい。

(が、実のところ、もっと他に出る映画があってもいいのではないかと思ってしまって、ごめんなさい。)


●映画「変な家」のレビューは書き慣れない人が書いているためか何が言いたいのかよくわからない変なレビューも多い。


もしかすると映画よりこっちの方が面白いかも。


今回のITOYAさんのレビューはわかりやすい。

映画を見ていない人にも大体どんな映画かが伝わってくる。


前半の間取りミステリーは評価出来るが後半の「犬神家」「八つ墓村」のパクリのような展開には興醒めする。


肝心な佐藤二朗の演技は高評価だ。


「変な家」の佐藤二朗の演技を評価する人は少なくない。



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