●挙げていただいた本は、なかなかネタバレできないミステリーやサスペンス色の濃い3作。
冗談だらけの愛読書トークをお届け。
東野圭吾さんの『白夜行』、宮部みゆきさんの『火車』、高村薫さんの『照柿』という3冊を挙げていただきました。
俺がひと晩で、寝ずに読んだ本だけを集めたのが、この3冊。あまりにも面白いから、読んでいたら寝られなくなっちゃって。
『火車』は、他人に成り代わるっていうお話。宮部みゆきさんの作品は全部は読んでないけど、まだ『火車』を超えるものには出会えていないかな。
『照柿』。これも、よく練られた話だよね。読んでいるうちに朝になっちゃった。
『白夜行』もね、読んだら止まらなくなっちゃって。
文学は、島崎藤村の『夜明け前』、森鴎外、それから芥川龍之介とか太宰治…これはひとつも読んでないの。わっはっは。
そうそう。あ、『坊ちゃん』は読んだかな。『人間失格』なんてね、僕自身が人間失格なんだけど、読んでないの。シェイクスピアも読んでない。あ、『から騒ぎ』っていう作品を読んだくらいかな。他にも『ハムレット』とか有名な作品はいろいろあるけど、なんで読まないんだろうね。
あ、映画も3つ勧めてるの。
えっとね、アンジェリーナ・ジョリーの『テイキング・ライブス』っていう映画があって、これは女の子が好き。さっきの『火車』と同じで、人の生活を乗っ取る話なんだけど、これが面白い。それとね、デンゼル・ワシントンの『トレーニング デイ』。あとは『イコライザー』。ひとつのシーンを3~4回観たんだけど、これが良くてね。