「やる気スイッチ」をオンにする方法は何なのか | 好きなことだけで生きられる

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こちらの記事から 


そもそも人間の脳は面倒くさがり屋

やはり脳の防衛本能は強力なんですよね。

脳は「現状維持」が大好きなんです。

脳は現状維持が大好きなんです。だから、先延ばしをしてしまうとか、「面倒くさい」と思ってしまう自分を責めないでいただきたいんです。

でも、自分のことを責め立てて流れが良くなるんだったらいいですが、だいたい良くならないですから。

ますます自信が失われて、ますます行動するエネルギーや挑戦する意欲が少なくなっていくんですよね。

ですが、実は脳には「やる気スイッチ」も存在しておりますので、ご安心ください。それが「側坐核」というところです。

「そくざかく」と読みます。

この部位に上手に刺激を与えて、脳を上手に活用すれば、自分で「やる気スイッチ」を入れることもできちゃうんですね。

では、どうやったら側坐核のスイッチが入るのかをお伝えしていきたいと思います。


「よし、やるぞ」と気合いを入れたり、それこそ「『やる気』待ち」みたいな状態でも、残念ながら側坐核のスイッチは入りません。

あとは、人から応援されたり命令されたとしても、側坐核のスイッチは入らない。

じゃあ、側坐核の「やる気スイッチ」をオンにする方法は何なのかというところなんですが、実はすごくシンプルで「え、これだけ?」という感じなんです(笑)。

「10秒動く」。

実は本当にこれだけなんです。「すぐやる人」になるには、おすすめは「10秒アクション」ですよとお伝えしています。

「たったこれだけで、あなたも『すぐやる人』に」ということです。

「ジョギングシューズを履く」という10秒アクションを設定して、愚直にシンプルに「10秒アクションだけやろう」というふうに実行したら動けたんですね。

週3回以上、週4日走る時もありましたし、結果はぎりぎりでしたが完走できたわけです。

「先延ばしが気になっている」「なんとかしたい」と思われている方は、「先延ばしを撃退したい行動の『最初の10秒』では何をするかな?」というのを、面倒くさがらずに「文字化」していただきたいんです。

文字化。

文字化するんです。例えば「本をもう少し読みたい」ということであれば、「本を手に取る」「1行読む」とか。先延ばししていることの最初の動作を10秒アクションとして文字化して、愚直にそれだけを実行していただくと、おどろくほど先延ばしは減ります。

先ほどは「側坐核にどうやったらスイッチを入れるか」という話だったんですが、実は小さく動くことで側坐核のスイッチが入るんですよ。だから気合いや根性ではなくて、自ら起こす小さな行動が側坐核に刺激を与えてくれるんですね。

そうなんです。10秒で終わることはなくて、最初の10秒が“着火剤”の役割を果たしてくれて、結果的に3分、5分、10分、15分と続きやすいんですね。

脳は大きな変化は嫌うんですが、小さな変化なら「可塑性」という性質で、粘土に少しへこみを作る、その小さなへこみぐらいの変化だったら見逃してくれると言われています。

だから防衛本能のアラートがかからないんですね。

だから、10秒アクションぐらいの小さな変化・小さな行動であれば、面倒くさがる脳をすり抜けられる。

まずはとりあえずやってみる。

「仮決め仮行動」はすごくおすすめです。

あとはこれも小ネタなんですが、「前日にちょっとだけ着手しておくこと」の効果は絶大です。翌日や翌朝の面倒なことは、前日に少しだけ手をつけておくということですね。

脳が気になっちゃうんですよね。


そうなんです。(事前に)アンテナ立てておく、みたいなこともありますし。


大平信孝

大村信夫