これは活を入れられる本だ。
●「降伏論」高森勇旗
日経BP
「どうすれば結果を出すことができるか」の問に対して著者の答えは、
「いまの自分では、永遠に結果を出すことはできない」と降伏することができれば、そこから成功への道は一気に開かれる。
「できない自分」を受け入れる。
幸福論ではなく、降伏論でした。
第1章
いますぐやる
結果を出せる状態とは何か?
完了と終了の違い
未完了はあなたのエネルギーを確実に奪う
未完了がある人は、スタート地点でもう遅れている
完了すると軽くなる
常に完了状態でいる
具体的にはどうすればいいのか。
未完了になっていること(ヒト、モノ、カネ)をすべて書き出す。
未完了になっていることを、即座に片付ける。すぐにできないものは、やる日を決める。
未完了になっているもので、やらないことを決める。そして関係者にやらないと伝える。
今後、未完了を残さないために、「いまやる」習慣をつける。
会話で相手に違和感を感じたら、即座に解消する。
少し勇気がいるが、何よりもまず自分自身の完了状態を優先して生きてみる。
そうすることで、パフォーマンスは劇的に、自分の想像以上に回復し、元々あった素晴らしい状態に戻るだろう。
今日できることを明日に延ばすな。
ベンジャミン・フランクリン
(アメリカの政治家)
未完了をひとつでもなくす。
常に完了状態でいる習慣をつける。
準備が整っていればいるほど望むパフォーマンスも自ずと導かれる。
まさに活を入れられました。