
映画「かそけきサンカヨウ」(2021)を見ました。
今泉力哉監督脚本作品です。
原作窪美澄。
あらすじ
幼い頃に母が家を出てしまい、父との長い2人暮らしの中で家事も自分でこなすようになっていった女子高生。幼なじみで同じ美術部の青年に淡い恋心を抱きながらも、静かで穏やかな日々を送っていたある日、父から再婚することを告げられる。彼女は、唐突に訪れた父の再婚相手と、その4歳の連れ子との新しい生活を送ることになる。
ネットから抜粋
4歳の連れ子に母親の画集を破られて怒ったり。
美術部の青年と一緒に母親の展示会に行ったり。
美術部の青年に好きだと告ったり。
父の再婚相手にお母さんと呼んでいいかと尋ねたり。
美術部の青年と今度一緒にサンカヨウを見に行こうと約束したり。
高校生の彼女の生活は事件が何も起きないかのように見えて結構いろんなことがあるというお話。
せっかく告ったのに青年の返事は好きかどうかわからないだった。
確かに出てくる人がみんないい人なのでそれ以外を期待して見ると物足りなさを感じるかもしれない。
変な人だと思ったけどまともなところもあった。
あるいはまともな人だと思ったけど変なところがあった。
そんな話を期待した人はきっとこう思うのかもしれません。
まともな人がまともだったと。
でもまともも悪くないでしょうと語りかけてくる。
それぞれが真摯に毎日に向き合う姿は魅力的です。