草の葉 | 好きなことだけで生きられる

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映画「草の葉」(2018)を観ました。

以下映画紹介です。

草の葉

풀잎들

Grass

監督:ホン・サンス

出演:キム・ミニ、チョン・ジニョン、キ・ジュボン、ソ・ヨンファ、キム・セビョク、アン・ジェホン、コン・ミンジョン、イ・ユヨン

ジャンル:ドラマ

2018年

韓国

66分

音声:韓国語

字幕:日本語

NR

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韓国の名匠ホン・サンス監督がキム・ミニと5本目のコラボレーション 監督第22作となる66分の中編

オススメポイント: 韓国の名匠ホン・サンス監督が2018年に発表した監督第22作となるモノクロ、66分の中編。ホン・サンス監督と公私にわたるパートナーである女優キム・ミニの、5本目のコラボレーション作品。 ミニマルな音楽使いが多い同監督作のスタイルとは違い、シューベルトやワーグナーなどのクラシック曲がBGMとして多彩に使用されている。第68回ベルリン国際映画祭フォーラム部門でプレミア上映され、日本では第19回東京フィルメックスで監督第23作『川沿いのホテル』(2018)【2022年7月1日~7月30日配信】とともに上映された。日本独占初配信。

あらすじ: ある路地裏の喫茶店。何組かの男と女が会話を交わしている。そのほとんどは俳優や作家たち。自殺した女性のことを話す売り出し中の俳優とその友人女性、若い後輩女優に家の一室を貸して欲しいと頼むベテラン俳優。若い女性脚本家と数日間一緒に同じ部屋で共作しないかと相談する脚本家…。そんな会話を聞きながらパソコンに向かう1人の女性、彼女の弟が年上の恋人を連れて現れ、女性に恋人を紹介する。やがて別のテーブルに座っていた客たちが会話を交わし、身勝手でたわいなく、ちょっと気恥ずかしい会話が続いていく…。


【配信期間:2022年6月24日~7月23日】

ジャイホー映画紹介記事より

ほとんど喫茶店での男女の会話がしめる映画がなぜにこんなにも魅力的なのか?

最初の男女は、自殺した女友達のことで女性に男が責められる。

次は自殺しかけた男性俳優が後輩の女性に部屋を貸して欲しいと頼む。

次は男性脚本家が女性脚本家に同じ部屋での共作を持ちかける。

隅でパソコンを打ちながら周りの話に聞き耳をたてる女性。

弟に彼女を紹介される。別の喫茶店で。

その喫茶店にて、別の男女の話。

尊敬する教授が自殺。男は女のせいだといいはる。

弟と彼女が会計しているのに待たないで帰る姿に姉が切れる。

再び最初の喫茶店で、友達の女性を自殺で亡くした男女が話している。

自殺した彼女のことは生涯忘れないと二人はいつの間にか意気投合している。

最初はあんなに険悪だったのに。

後輩に部屋を貸してくれとねだる俳優の男女と脚本家の男女で飲み会が始まる。

しかもお酒は外で買ってきて持ち込み。
店長の許可は得ている。

住むところがない男性俳優に脚本家の男性が自分の家の一部屋を使ってくれと提案する。

その輪に隅でパソコンを打っていた女性も加わる。
最初は断るが。

それだけの話なんです。
しかもモノクロだし。

66分と上映時間が短いのもありますが最後まで飽きさせません。

監督のホン・サンスはなにか派手なことを映さなくても魅力的な映画を作れることに挑戦している感じがします。