映画「光州5・18」(2007)を観ました。
以下、映画紹介です。
光州5・18
화려한 휴가
May.18
“光州事件”を韓国映画史上初めて真正面から扱い大ヒットを記録した衝撃の感動作
【配信期間:2022年5月18日~7月16日】
両親を早くに亡くし、高校生の弟ジヌの親代わりを務めてきた心優しい青年ミヌ。ある日、想いを寄せる女性シネとジヌと3人で映画を観ていると、映画館の外で民主化を求める学生たちと軍との衝突が起こり…というストーリー。
ソン・ガンホの『タクシー運転手』でも描かれていた光州事件を扱う作品。こちらは、その光州に住む市民目線で描かれている。
1980年5月18日から27日にかけて起こった出来事。
映画を見ていただけの普通の市民たちが、突然兵士🪖に棍棒で死ぬまで殴られる😨
親子、兄弟、恋愛が盛り込まれ、残虐な銃撃シーンや泣かせる場面が多く、同じ国民同士でなぜ…❓と心が痛む😖
光州事件の発端の詳細や、事の顛末が描かれないので、なぜなんのために闘ってるのか分かりにくい点がいまひとつ。
『タクシー運転手』を見ていたので、写真📸撮りまくる外人は、あの時の彼だと思った。
先に、光州の外の人間から見た『タクシー運転手』を見るとすんなり入れると思う。
韓国の闇を垣間見たい方にオススメ。
光州事件の映画で1番深いところを突いた作品じゃ無いかと思います。
罪の無い人達を卑怯にも騙し討ちで攻撃してもうジェノサイドです。
酷すぎます。
結構目頭が熱くなります。
「タクシー運転手」
「ペパーミントキャンディ」
「26年」
「ありふれた悪事」
など、光州事件が描かれた作品を観た中で、市民の目線での感覚、闘争の実態が一番リアルに感じられた。
いつもながら、ただただ信じられない思いで観た。この出来事が、つい最近なのだということに驚く。あまりに酷く、悲しい。
ラストの結婚式の記念撮影のシーンが胸を抉る。
フィルマークスより
こんなことが起きていたことに驚かされます。
名もなき市民の方々が銃を片手に軍と戦い犠牲になった。
この歴史を風化させないためにもこの映画の存在が貴重だ。
光州事件の史実に目を向ける以上にそこに生きた市民の姿をより沿って描くことで事件の悲惨さや残酷さを感じさせられた。
映画を通して事件を知ることが亡くなられた方々への弔いに繋がるのではないか。