映画「スラック・ベイ」 | 好きなことだけで生きられる

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映画「スラック・ベイ」を見ました。

以下映画紹介です。


スラック・ベイ

Ma loute

Slack Bay

監督:ブリュノ・デュモン

出演:ファブリス・ルキーニ、ジュリエット・ビノシュ、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ

ジャンル:サスペンススリラー, ドラマ

2016年

フランス、ドイツ

122分

音声:フランス語5.1ch ※Fire TVアプリ以外で視聴の場合は2.0chになります。

字幕:日本語

NR

『プティ・カンカン』に続き鬼才ブリュノ・デュモン監督が放ったシュールでブラックなファンタジー・コメディ

オススメポイント: 『ユマニテ』(1999)、『フランドル』(2006)で2度のカンヌ国際映画祭グランプリを受賞したフランスの鬼才ブリュノ・デュモン監督が、「カイエ・デュ・シネマ」誌ベストテン第1位に選ばれた『プティ・カンカン』(2014)【2022年5月7日~7月5日再配信】のテイストを発展させ、2016年に発表した作品。美しい海辺の町を舞台に、奇妙でユニークなキャラクターたちが繰り広げるシュールでブラックなファンタジー・コメディ。第69回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でプレミア上映され、カンヌ・サウンドトラック賞で最優秀シンクロ音楽賞を受賞。「カイエ・デュ・シネマ」誌ベストテンでは第5位に選ばれた。

あらすじ: 1910年の夏、フランス最北部ノール県にある美しい海岸沿いの田舎町で、観光客の連続失踪事件が発生。カレー署の刑事マシャンとその部下マルフォワが捜査にやって来た。観光客が姿を消したスラック湾では、漁師一家の長男マルートが観光客たちを入り江から海までボートに乗せて案内していた。その頃、毎年この地に避暑にやってくる上流階級のヴァン・ペテゲム一族が丘の上の別荘に集まっていた。やがてヴァン・ペテゲム家の娘ビリーとマルートとの奇妙な恋が始まり、謎と秘密に満ちた物語はさらに混迷を深めていく

「ジャイホー」映画紹介ページより抜粋

真面目にふざけている作品です。

ブリュノ・デュモン監督の作品は、「ジーザスの日々」(1997)、「ユマニテ」(1999)を見て依頼ファンになりました。

先日も最新作ジャンヌ・ダルクを描いた2本の作品を見たばかりです。

今回の作品は、2016年の作品です。

テレビ番組の「プティ・カンカン」(2014)の作品です。

海岸沿いの田舎町で起こった連続殺人を捜査する刑事と部下。

一向に事件は解決せず。

不穏な漁師一家。

上流階級の一族の生活。

とにかくもう真面目にふざけています。

とにかく最後まで見てもなにも解決しません。

それでも楽しかったと思えるのが不思議です。

ちょっとグロいシーンもあります。

漁師一家が川を人を抱えて渡る仕事をしているが、
途中で殺して家に持ち帰り家族で食べている。

これはちょっと気持ち悪いです。

あと、意味もなく人が浮遊するシーンがあります。

途中で崖の上で上流階級の夫人がなんの脈絡もなく浮かび上がります。

その姿がおかしくもあり神々しくもあります。

最後に事件を追っている太り気味の刑事がまた風船のように空に浮かび上がります。

これもなぜ飛ぶのかはわからず物語的にもそんなに重要な意味もないように思えます。

とにかく見た目は面白いです。

よく考えると変な映画です。

ただこんな映画もあっていいのではと思わせてくれる可能性を拡げてくれる映画です。