井上陽水の曲に「感謝知らずの女」という曲があります。
昔妻と家庭をもつ前のこと。
こちらが手紙を出してもなかなか返事がもらえませんでした。
仕事が忙しいのはわかりますが。
書いては出し、書いては出しても返事は来ません。
会おうとしてもなかなかその時間も取ってもらえません。
そんな時にふと彼女のことを感謝知らずの女と思ったことがあります。
昨日、手伝ってくれる仕事を引き継ぐために西荻窪の仕事を済ませてから妻に平河町の現場に来てもらいました。
夫の仕事がハードなのを見かねて自ら手伝いをかって出てくれました。
朝の池袋の現場もすでに手伝ってくれていて、内容は火曜日に一緒に行って伝えました。
週三の夜の現場がこの平河町の5階建てのオフィスビルです。
待ちあわせの時間に妻と次男で来てくれました。
3階と地下1階の事務所の作業内容を伝えました。
帰りは、雨が降ってきました。
よくよく考えても自分も仕事がありながら家庭のことをこなし、夫の仕事まで手伝うなんてなかなか出来ないことです。
昔、感謝知らずだなんて思ったことが申しわけありません。
むしろ感謝知らずだったのは自分の方です。
感謝知らずの男です。
妻に感謝の言葉を伝えるのはもちろんのこと。
毎日の生活で少しでも感謝を増やしていきたい。
感謝できないことではなく感謝できることを探していきたい。
ショーン・エイカー博士が提唱する理論にならって、寝る前にありがたく思うことを3つ書き出すことから始めたい。
ちなみに、昨日ありがたいと思った3つのことは、
1.妻が仕事を手伝ってくれること
2.韓ドラ「39歳」を8話まで見れたこと
3.帰りに雨が降ってきたが駅についたら小雨になっていてあまり濡れずに帰れたこと
です。
21日間は続けよう。
脳がポジティブになり、感謝知らずの男から感謝を知る男として生まれ変わるまで。
感謝することを教えてくれた妻に感謝です。
感謝知らずの男から感謝感激男に生まれ変わります。
この歌を歌いながら。
感謝の先にはたくさんの笑顔が見えます。
こちらの記事を参考にしました。
3-1. ハピネス・アドバンテージ(幸福優位性)理論と「脳がポジティブになる訓練」
ハーバード大学で最も評価の高いポジティブ心理学講座を担当するショーン・エイカー博士(Dr. Shawn Achor) は、著書『幸福優位7つの法則』で、「一生懸命がんばれば成功できる。成功すれば幸せになれる」という論考への反証として「ハピネス・アドバンテージ理論」を提唱しました。
エイカー博士が10年以上の脳科学・心理学の臨床研究を踏まえて発表したこの理論は、「幸せは成功に先行し、幸せな人が成功する」というものです。博士は2011年のTED Talkで、「ポジティブな脳は、ネガティブな脳やストレス下の脳よりもずっと良く機能する。 知能が上がり、創造性が高まり、活力が増大する。実際に、あらゆる仕事上の結果が改善されることがわかった」と発表しました。また具体例として博士は下記3つを挙げています。
● ポジティブな状態の脳はネガティブな状態の脳より31%生産性が高かった
● ポジティブなセールスマンはネガティブなセールスマンより37%販売成績が良かった
● 診断を下す前にポジティブな気分になった医師は、19%短い時間で正確な診断をすることができた
そして博士は「脳がよりポジティブになる訓練」として、
毎日寝る前の2分半で「今日1日でありがたく思うこと」を3つ書くことを21日続ける
ことを提案しています。博士によると、そうすることで脳の回路を書き換え、世の中のネガティブなものではなくポジティブなものをまず見つけようとするパターンが身につき、より楽観的でより成功するように脳が働くようになるとのことです。
インターネット記事より