「無垢なる証人」を観ました。 | 好きなことだけで生きられる

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「好きなことをしてそのことを発信しつづけると、そこに人とお金が集まります」by立花岳志
■当ブログの目的は2つだけ
●1つ目、習慣化 自分の好きなことを見つける。
●2つ目、出会い 気の合う仲間との出会いの場。



大切な生き方に気づかせてくれたのは、

自閉症の少女でした。


映画「無垢なる証人」を観ました。


あらすじ


長い間、信念を貫いてきたものの、現実と妥協して俗物になることを決めた民主弁護士会出身の弁護士スノ。自身の出世がかかった殺人事件の弁護士に指名されると容疑者の無罪を立証するため、唯一の目撃者である自閉症の少女ジウを証人として立たせようとする。自身だけの世界に入り込み、意思疎通が難しいジウ。スノは事件当日に目撃したことを聞くためにジウのもとを訪れるが、まともにあいさつもできない。だが、あの日のことを聞き出すためにジウと心を通わせていく努力をするスノ。少しずつジウへの理解を示していくが、2人は法廷で弁護士と証人として向き合うことになり…。


公式ページより



スノは容疑者の無罪を主張します。


そのために

目撃者の自閉症のジウの証言は


証拠として成立しないことを

主張し認められます。


見事に容疑者は

無罪を掴みます。


しかし、その後の容疑者の口癖や行動を

不審に思ったスノは、


事件の聞き込みをして

容疑者の無罪が疑われる内容を


聞かされます。


もう一度行われた二審では、

以前の罪滅ぼしをするかのように


自閉症であるジウの能力を証します。


そのおかげもあり、

その発言の信憑性が増した所で


ジウが事件を目撃した時に見た容疑者と

殺された主人とのやり取りを


一言一句漏らすことなく

しっかり再現してみせてくれたのです。


その証言が決め手になり

容疑者の有罪が確定されました。


ジウと自宅前で別れる時、

ジウから


いい人だとようやく

スノは認められます。



以前

ジウから


あなたはいい人ですかと

尋ねられた時


即答できず

話を反らしていました。 


でも

今回


ジウと一緒に

裁判で真実を明らかにする事が


でき

ジウはスノを見直してくれました。


でも、

事務所の要望は

容疑者を弁護することでしたから


背いたスノは

弁護士を辞めることになりそうです。


失ったものも

小さくはありませんが


得たものも

大きかったみたいです。


人として

どう生きるべきかを


問われる出会いは

予期せぬ形で与えられ


良心に尋ねて

進んで行く時


初めて自分が

どう生きるべきなのかが


わかってくることを

教えてもらえました。


映画を観る人が

スノの立場で


他の人と同じことが

出来ないながらも


まっすぐに

正直に


純粋に生きる

ジウから


あなたはいい人ですかと

問われている


映画ではないかと

思います。


この場合の

いい人は


良心に従って

人を騙したり利用しようとしたりせずに


恥ずかしくない行き方が

出来ている人


ではないかと

思います。


お天道様に向かって恥ずかしくない生き方が

出来ているかを測る


リトマス試験紙のような

映画です。


人生の岐路に

あるいは、


なんだか毎日刺激が感じられずに

張り合いが持てない日々を過ごしている時に、


何度でも見直したい

そんな一本です。



あなたも

障害に負けずに健気に生きるジウに


出会ってみませんか?




 ●予告編 なんだか映画の主題がよくわからない予告編です。


●メイキング・オブ・無垢なる証人
 異なる人生を生きてきて 異なる感情を持っている2人が 真実を探していく物語です。 監督イ・ハン