余計なお世話 | 好きなことだけで生きられる

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「好きなことをしてそのことを発信しつづけると、そこに人とお金が集まります」by立花岳志
■当ブログの目的は2つだけ
●1つ目、習慣化 自分の好きなことを見つける。
●2つ目、出会い 気の合う仲間との出会いの場。



余計なお世話です。

こう言いたい。

それは
余計なお世話ですと。

職場で、辞める人がいました。
その人とは、半年一緒に仕事をしました。

熊本の出身で、子どもが3人いるそうです。
ずっと、料理人をやっていたそうです。

別の職種を探していたらしく、
この仕事を選んだそうです。

真面目に働いていた父親が退職してからボケてしまい、何の楽しみも味わうことなくなくなってしまったそうです。

そのことがショックだったらしく、
本人は趣味の競馬や家族で旅行や温泉に行ったりして、

生活に楽しみを見つけるようになったと話をしてくれました。

それはそれは
とても素晴らしいことですねと

話を聞いていたら
なんと、なんと、なんと。

こちらに、話を向けてこられました。
以前、会ったばかりのころに

趣味を聞かれたことがありました。
そのときは、読書や映画鑑賞と答えました。

そのことを忘れてしまったかのように
仕事ばかりしていて、何も楽しみがないんじゃないかと。

心配されてしまいました。
亡くなった父親の姿とダブらせて

そんなに働いてもお金を使う時がないとか
いろいろ言われてしまいました。

あげくのはてには、仕事をしている姿が楽しそうに見えない

とまで言われてしまうありさまです。
いやいや、こちらを思っていろいろと言ってくれるのはありがたいですが、

仕事をしている姿にまで
いろいろ言われても

余計なお世話ですから。
自由になる時間は、その人よりも

少ないかもしれませんが、
本を読んだり映画鑑賞したり

家族とも可能な限り一緒に過ごして充実しています。

いちいちそこまで言われなくても
人生悔いなく生活してますから。

悪気がないのがわかるだけに
ちょっと気にさわってしまいました。

その人は、もう次の職場に移ってしまうので、
一緒に仕事をすることはなくなりました。

その人が言っていたことで
感心したことは

体重が増えて太ってしまった時に、
自主的に毎日、腕立て伏せと腹筋とスクワットを始めたら

体が痩せて猫背も、直ったこと。

あと、一日一食の生活をもう何年も続けていること。

その話は聞いていて思わず感心させられました。

しかし、考えてみると「余計なお世話」とは
凄い言葉だと思います。

「余計な」とひとこと前に着くだけで
まったく逆の意味に変わってしまうのだから。