
夫婦で撮った写真が必要になったそうです。
ある程度、きちんとした物がいるようなの仕事が終わってから急いで自宅に戻りました。
準備をして、暑い中電車に乗って二人で渋谷に向かいました。
駅を降りて、改札を出ます。
着替えが入ったキャリーケースを転がしながら、妻の後ろからついて行きました。
以前、ブックオフが入っていたビルは今はguが入っていました。
そのビルの隣のビルでした。
エレベーターに乗り、スタジオの階で降ります。
そんなに広くはない事務所には、若い男性のスタッフが1人いました。
クローゼットで着替えて、待っていたら、目の前の撮影スペースに呼ばれました。
さっきの男性がカメラを持って立っています。
カメラを向けられて何枚か写真を撮られました。
はい、いいですねと、
途中で写真を撮影しながら声をかけてくれます。
はい。では、腕を組んでと妻に言うと
歯を見せて笑って見ましょうと言いました。
こちらも慣れていないにもかかわらず、
せっかくの要望だからとニコッリと笑ってカメラを見つめます。
はい、いいですね。
もう、一枚いきましょう。
そのあと、何枚か撮影して終わりました。
また、着替えて、撮ってもらった写真を確認しました。
妻が一番良さそうなものを選びました。
スタジオをあとにして、途中で回転寿司を食べました。
お昼がまだだったので。
スタジオ撮影なんて、はじめてでしたが、なんとか無事に終わってほっとしました。
自宅で娘にメイクを手伝ってもらっていた妻は、緊張したと言っていました。
以前、息子わ娘もそこのスタジオを利用したことがあったそうです。
娘の時は、女性のスタッフに写真を撮ってもらったそうですが、気にいったものが少なかった
と妻が教えてくれました。
今日の男性のスタッフの人は、もしかしたら上手だったのかもしれません。
わりとスムーズに撮影が終わり気に入った写真を撮ってもらえたので。
不思議なことに写真を撮る人が変わると今まで見たことがない表情の自分が写っていることがあります。
もしかしたら、人にはまだまだ無限の表情が隠されているのかも。
今までわからなかっただけで、一番知らないのは以外と自分自身だったりして。
新しい自分に出会うために人は生きているのかもしれません。