ああ、永守重信さん | 好きなことだけで生きられる

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先日の「カンブリア宮殿」に永守重信さんが出演されていました。

「すぐやる。出来るまでやる。必ずやる。」
の言葉を唱えながら、1973年から休まず自らの会社日本電産を率いてきました。

コロナ危機を次なる飛躍に!ピンチをチャンスに変える永守流経営術!

日本経済を襲った未曾有の危機「コロナショック」。

トヨタやソフトバンクなど、日本を代表する企業も、この危機に業績を悪化させていた。
しかし、そんな状況の中でさえ、前向きに危機に立ち向かう経営者がいた。

それが、これまで50年に及ぶ経営者人生の中で、幾度ものピンチをチャンスに変えてきた伝説の経営者・日本電産の永守重信だ。

永守は、モーターで世界一を誇る日本電産を、たった一代で売り上げ1兆5000億円の会社に成長させた名うての経営者。
「人の2倍働く」をモットーに日本電産を急成長させてきた人物だ。

実は、永守の率いる日本電産は、常にピンチをチャンスに変えてきた。

例えば、1990年代に起きた「バブル崩壊」のピンチでは、国内の赤字会社を積極的に買収。

その赤字会社を永守流の改革で儲かる会社へと変貌させ、規模の拡大を実現させる。

そして、その後に訪れた「リーマンショック」のピンチでは、海外のM&Aを猛スピードで展開し、日本電産を売上高1兆5000億円、従業員12万人の企業に成長させてきた。

そして、今回のコロナショックでも永守は、ピンチの裏側にあるチャンスに目を向けて、次なる飛躍を虎視眈々と狙っていた。

誰もが口を揃えて「ピンチ」と口にする時代の中で、経営者に必要なものとは何なのか?

未曾有のピンチをチャンスに変えようと動く伝説の男の経営術に迫る!

こんな厳しい状況の中でも、永守は立ち止まらない。

実は今、永守は130億円の私財を投じて、大学の改革に乗り出している。

その永守改革の現場こそ、京都先端科学大学。

実は、この大学では、これまで慣例的に行われてきた「偏差値教育」を一切廃止し、世界のビジネスの現場で求められる、即戦力の技術者を育成するという。

「日本の大学は学生を3流にしてしまう。偏差値偏重のやり方は間違っている!」

そう語る永守の大学改革とは・・・

ビジネスの世界だけに収まらず教育改革にまで乗り出した、改革の鬼・永守の真意を徹底取材した。

「カンブリア宮殿」Webページより

とにかく、永守さんのパワーに圧倒される60分でありました。

番組が始まってすぐに、誰よりも質と時間においてながく働くのが社長だと言っていました。

永守さん自身、朝一番で6:50には会社に来るそうで、正月の午前中しか、一年間で休まないそうです。

地元に帰ったときに、自分の同級生に会ったらみんな死にそうな顔していていたそうです。

永守さんは、現在75歳です。

自分は、夢や目標があるから元気なんだとか、
会社を始めた時に、立てた50年計画、50年で1兆円企業にするという目標は、40年目で達成できたそうです。

現在新たな50年計画を立てて仕事に励んでおられます。

130億円の私財を投じて大学改革にも乗り出したそうです。





おそらく、期間と目標を定めてそれに向かって知恵を使い試行錯誤を繰り返しながら、全力投入し続ける方法は、目標を実現する手段として誰でも真似できるやり方なのではないだろうか?

ピンチの後ろに隠れているチャンスを見つけて生かすのも、あきらめない執念がなければ誰にでもできることではないでしょう。 

誰でもできることを誰もできないくらいやり続けることが成功の秘訣であることを実際に目で見せてくれたのだと思います。

番組司会の村上龍が編集後記に、永守さんは孤独だ。でも、その孤独を楽しんでいるから幸福な人だと書いていました。

永守さんは誰よりも真剣で、誰よりも本気に生きています。

その姿は何より魅力的です。

でも、ピンチの裏にチャンスが隠れているとか、新50年計画を達成するために125歳まで生きるとか、130億円の私財を投じて大学改革に乗り出したりしている永守さんは孤独だけを楽しんでいるのではなく、もうピンチも経営も何もかもを楽しんでいるように思います。

ある意味、無敵なのではないかとさえ思えてきます。