2018年の作品です。
全22話(日本版)
■あらすじ
幼い頃に受けた心の傷を抱え、周囲に心を閉ざして生きてきたスジン(イ・ボヨ ン)。勤めていた鳥類研究所が閉鎖され、小学校の非常勤教師として働くことに。 そこで母親(コ・ソンヒ)とその恋人から虐待を受けている8歳の少女ヘナ(ホ・ユ ル)と出会う。ヘナが虐待を受けていることを知ったスジンはこれまで感じたこと のない母性が自分の中に生まれていることに気づく。そしてスジンはへナを守る ため、偽の母娘となって2人で逃亡することを決心する。
母と母の恋人から虐待を受ける少女を助け出すため少女の母親になることを決意した女性の心を揺さぶる感動の社会派サスペンス。
WEBページより
2019年9月27日に日本でレビュー済み
ユンボク役のホ・ユルちゃんが凄く良い。何処にでも居そうな普通の子で、リアリティを感じる。
演技力もあって何度泣かされたか・・・。実母から虐待されてもずっと我慢していたユンボク、叩かれても、
野球のボールで鼓膜を破られても、本当の事は言わない子だった。冬の夜に黒いゴミ袋に入れられ捨てられたのをスジンが見つけなければ、きっと死んでいたに違いない。ゴミ袋から出し抱きしめる、
もう、連れて逃げるしか頭に浮かばない・・・。ヘナ実母ジャヨンの男ソラク、不気味です。
この男も自分の母親から虐待を受けていた過去。誰もがそうなる訳じゃないけど連鎖ですね。
ソラクがユンボクを誘拐してスジンに身代金を要求する。ジャヨンは実母なのに娘より男にすがってる。
結局、誘拐は失敗に終わりソラクは火を放ち自死。スジンの養母、女優のヨンシム(イ・ヘヨンssi)の台詞
子供を産むだけでは母親ではない。自分の全てを掛けて子を守る時、母親になる。本当にそう思う。
パスポートの偽造までして空港へ、あと一歩の所で警察の手が回り、取りやめ・・・ 密航を計画、
子供連れで逃亡者、何処にそのパワーがあるのかと思う。傍から見れば本当の母子に見えて、寺の住職に
助けられ、テコンドーの父子も警察を遠ざけてくれて味方だ。涙がでそうでした。なのに密航も失敗。
警察に捕まり、泣き叫ぶスジンとユンボク、引き裂かれて別々のパトカーへ。
ずっと一緒だった二人だがスジンは取り調べ、ユンボクは児童相談所へ。スジンは刑罰を受ける覚悟で
裁判が始まる。ユンボクの証言もあってスジンは懲役1年6ケ月の刑期、執行猶予2年、ユンボクとは
接見禁止です。施設に行ったユンボクはずっとスジンが来てくれるのを待っていた。夜にコッソリと
電話して、泣ける台詞 オンマ もう一度誘拐して と。
ラストまで緊張感がありました。グループホームに入所したユンボクは養子縁組されそう。
養子先の親にメモを渡し、引き取らないで、私には母がいます。スジンの前科が問題視されたが
無事にユンボクを養子に迎い入れる事が出来た。ホ・ユルちゃんのユンボク・ヘナにすっかり嵌った。
養母のイ・ヘヨンssiと実母のナム・ギエssi、二通りの母を演じて流石でした。唯一のラブラインだった
イ・ジェユンssi、劇中では進展なく終わりましたが、何年か後にスジン・ユンボク・ジノンが家族?
イ・ボヨンssi、共演が縁でチソンssiと結婚、実際に女の子がいらっしゃいます。「いとしのソヨン」など
出演作も多いけど、このドラマが代表作になると思います。彼女はシノプシスを読み絶対にやりたいと
思ったと拝察しました。まだ新しいので皆さん観てないのかな。感動の作品、是非視聴をお勧めします。
演技力もあって何度泣かされたか・・・。実母から虐待されてもずっと我慢していたユンボク、叩かれても、
野球のボールで鼓膜を破られても、本当の事は言わない子だった。冬の夜に黒いゴミ袋に入れられ捨てられたのをスジンが見つけなければ、きっと死んでいたに違いない。ゴミ袋から出し抱きしめる、
もう、連れて逃げるしか頭に浮かばない・・・。ヘナ実母ジャヨンの男ソラク、不気味です。
この男も自分の母親から虐待を受けていた過去。誰もがそうなる訳じゃないけど連鎖ですね。
ソラクがユンボクを誘拐してスジンに身代金を要求する。ジャヨンは実母なのに娘より男にすがってる。
結局、誘拐は失敗に終わりソラクは火を放ち自死。スジンの養母、女優のヨンシム(イ・ヘヨンssi)の台詞
子供を産むだけでは母親ではない。自分の全てを掛けて子を守る時、母親になる。本当にそう思う。
パスポートの偽造までして空港へ、あと一歩の所で警察の手が回り、取りやめ・・・ 密航を計画、
子供連れで逃亡者、何処にそのパワーがあるのかと思う。傍から見れば本当の母子に見えて、寺の住職に
助けられ、テコンドーの父子も警察を遠ざけてくれて味方だ。涙がでそうでした。なのに密航も失敗。
警察に捕まり、泣き叫ぶスジンとユンボク、引き裂かれて別々のパトカーへ。
ずっと一緒だった二人だがスジンは取り調べ、ユンボクは児童相談所へ。スジンは刑罰を受ける覚悟で
裁判が始まる。ユンボクの証言もあってスジンは懲役1年6ケ月の刑期、執行猶予2年、ユンボクとは
接見禁止です。施設に行ったユンボクはずっとスジンが来てくれるのを待っていた。夜にコッソリと
電話して、泣ける台詞 オンマ もう一度誘拐して と。
ラストまで緊張感がありました。グループホームに入所したユンボクは養子縁組されそう。
養子先の親にメモを渡し、引き取らないで、私には母がいます。スジンの前科が問題視されたが
無事にユンボクを養子に迎い入れる事が出来た。ホ・ユルちゃんのユンボク・ヘナにすっかり嵌った。
養母のイ・ヘヨンssiと実母のナム・ギエssi、二通りの母を演じて流石でした。唯一のラブラインだった
イ・ジェユンssi、劇中では進展なく終わりましたが、何年か後にスジン・ユンボク・ジノンが家族?
イ・ボヨンssi、共演が縁でチソンssiと結婚、実際に女の子がいらっしゃいます。「いとしのソヨン」など
出演作も多いけど、このドラマが代表作になると思います。彼女はシノプシスを読み絶対にやりたいと
思ったと拝察しました。まだ新しいので皆さん観てないのかな。感動の作品、是非視聴をお勧めします。
アマゾン感想より
実母と恋人から虐待を受けていた8歳の少女ヘナが、非常勤教師として来たスジンに出会います。
スジンは、忘れ物を届けにヘナの家に行った時に、寒い夜、ビニール袋に入れられて家の前に捨てられたヘナを見つけてしまいます。
そこから、ヘナを連れての二人の逃亡が始まります。
スジン自身が過去に親に捨てられた経験があるのでなおさら虐待を受けているヘナをほおっておけなかったのだと思います。
逃げながら、スジンはかつて自分が育った施設を訪ね、まだ、疎遠だった育ての親を訪ねてお金を借りようとします。
おじさんにヘナのパスポートを作ってもらえるように頼んだりして、なんとかアイスランドを目指します。
ところが、実母が恋人によってヘナが生きていることを知り、警察により公開捜索に踏み切られます。
海外に行くこともできずに、それでも二人は逃げ続けます。
途中、実母の恋人につかまり、助けに行ったスジンはその恋人から殺されそうになりますが、なんとか、危機を逃れます。
産みの親の協力で、船で密航しようとしますが、実母を見張っていた警察に港でとらえられてしまいます。
そして、裁判を経て、執行猶予があけてから、ヘナを養子にもらう手続きをするスジン。
ようやく、二人は再び一緒に暮らせるようになります。
本当の母親の愛とは何か? 自分が産んだ子どもでなくとも母と子になれるのか? というテーマで描かれていました。
スジンの育ての親のヨンシムが、実の子でない3人の子どもを育てたり、ヘナに対して法の裁きを受ける覚悟でまさに命をかけて守ったスジンの姿を通して、血縁を越えた母親の愛の力強さ、そして、素晴らしさを伝えてくれた気がします。
スジン自身もヘナの母親としての情を育むだけではなく、自身の産みの親や育ての親への感謝の気持ちも取り戻します。
スジンにとってもヘナにとっても必要なまさに母と娘の関係になっていきます。
映像はきれいだし、最後まで気が抜けない展開、まるで、長い映画を見ているようでした。
「百想芸術大賞2018」作品賞受賞したのも納得の出来映えだと思います。
百想芸術大賞という韓国のゴールデングローブ賞と言われている権威あるアワードにてドラマ部門作品賞を受賞!
作品賞以外にも子役のホ・ユルが新人賞を受賞。
またカンヌ国際シリーズフェスティバルというカンヌで行われたアワードにも公式招請されて出演者が授賞式に出席したそうです。
多くの障害をものともせずに犠牲になることもいとわない母の愛情の偉大さを教えられました。