「良好措置」と「不良措置」。耳慣れない言葉ですが、いずれも「保護観察」に関する用語です。
良好措置。予定されている保護観察の期間を「繰り上げ」て「解除」すること。面接の状況や生活態度などを総合的に判断して国の機関が決めます。「立ち直りの効果」が予想以上に現れていると認定された保護対象者が対象になります。
不良措置。これとは逆に保護観察期間を「延長」、または施設(刑務所や少年院)に「(再)収容」すること。予め決められた保護観察のルールを破ったときなどに行われます。
きょう行われた保護司会の「統一研修会」はこの「良好措置」と「不良措置」がテーマとなりました。このどちらにも「民間人」である保護司が関与します。
良好措置をもらった対象者にとっては喜ばしいことですが、不良措置をもらった対象者にとっては「恨めしい」ことになりかねません。そこで、保護司に対する「逆(さか)恨み」が懸念されるのです。
昨年の5月、滋賀県の大津市で「逆恨み」と思われる理由で保護司が対象者に殺害されるという理不尽な事件が起きてしまいました。思うようにいかない求職活動に対する「逆恨み」が理由だとされています。
保護司は「非常勤国家公務員」と位置付けられています。ですから、万が一業務に関して損害を被った場合は「公務災害」として補償されることになっています。
ところが、そもそも保護司には「報酬」はありません。医療費などの積極損害を除いて「休業補償」などの「逸失利益」の算出根拠は曖昧です。大津の事件についても殺害された保護司の遺族との補償交渉は未決着とのことです(保護観察所)。
本日の研修会の模様をFBにアップしました。お気にかかりましたら下のURLに長タッチして、画面が変わったら「開く」にタッチしてください。FBの記事をお読み頂けます。
https://www.facebook.com/share/p/19sXSLjd68/