連絡事項
とりあえず、連絡事項だけ簡単に書いておきます。
【配信再開】
11月は三鳳をメインやってきたんですけど、今月からは配信をメインにやっていきたいと考えています。
時間は22~25時くらいで、2日に1回のペースを目標ということにしときましょうか。
場所はLivetubeで、告知はTwitterで行います。
【書く予定だった記事】
先日の十段戦の件について『麻雀プロの視点から』という記事を書く予定だったんですが、(情報不足で)もう一歩踏み込めてない感じでしたので書くのを取りやめました。
とりあえず構成だけコピペしておきます。
・一般の麻雀プロの認識
⇒興味はあるが表立っては批判も擁護もしにくい
⇒かわいそうだが他団体で(自団体でも)決まったことはしょうがない
⇒堀内氏または連盟上層部に近い人間だけが感情的になっている
・麻雀プロ団体の仕組み
⇒プロ団体の始まり(近代麻雀の誌上プロから選手が自主運営するプロ団体へ)
⇒主な活動(リーグ戦とタイトル戦の運営)
⇒主な収入源(登録費と広告費)
⇒団体内の序列(リーグ戦の成績で上下)
・(一般的な麻雀プロの)トラブル裁定
⇒対局には必ず(当日対局がない選手が)立会人につく
⇒グレーな部分に対しては基本的に不問もしくは注意まで
⇒ルール変更等には選手総会などの手順を踏む必要がある(民主的?融通が利かない?)
・競技か?プロレスか?
⇒競技という看板を出してるし、選手も競技として打っている
⇒興行として考えると成績以外の部分も重視していきたい
⇒選手側と上層部でのギャップ
・連盟の特異性
⇒人数の増やし方(全国に支部を置き、プロと予備軍の両方を確保)
⇒段位による序列(成績以外も加味、一度上がると下がらない)
⇒権力の集中(人とお金の動きを森山氏が掌握)
・今回の件の問題点
⇒少なくとも競技性の問題ではない
⇒演出上の問題なのか?個人的感情の問題なのか?
⇒選手による自主運営と人材不足の限界
⇒プロ団体運営のそもそもの方向性の問題
卓外戦術
そして、卓外戦術には『相手の集中力を乱すもの』と『相手に誤った情報を与えるもの』の2種類が存在します。
前者の『相手の集中力を乱すもの』としては、将棋の盤外戦が有名です。
麻雀においては、ネットとリアル両方であるのが牛歩・打牌批判など、リアルだけなのが私語・鼻歌・強打・貧乏ゆすりなど(多過ぎて挙げきれない)があります。
後者の『相手に誤った情報を与えるもの』としては、ポーカーなどのギャンブルにおけるポーカーフェイス(自分の手の内を悟られないように無表情でいること)が有名です。
麻雀においては、ネットとリアル両方であるのが打牌の間・腰(鳴くと見せかけて鳴かない)・雀風ブラフ(亜空間殺法やトイツ理論が有名)など、リアルだけなのが理牌・小手返し(手出しかどうか判別させない)、そして現在話題に上がっている三味線(表情・動作・発声)などがあります。
それから、前者と後者のどちらにおいても『自分では意図してやっていないのに卓外戦術としての効果が出てしまう』という場合もあります。
これらの卓外戦術のうち、前者はマナーとしてほとんどが禁じられていますが、後者はルール・マナーの規定がない(あったとしてもその行為に対する明確な基準が存在しない)為にかなりグレーな存在となっています。
そして、ポイントを三味線に絞ると以下のようになり、
・表情:表情を禁止しようがない。
・動作:麻雀から逸脱した動作以外は禁止できない。
・発声:手の内をほのめかすものは禁止。
これを今回の十段戦の事件にあてはめてみると、(我打麻将の研究ノート『日本プロ麻雀連盟 十段戦』より)
・3索を困ったような表情で(表情)
・首を傾げ、軽く卓に叩きつけ、手の内の3索を切りながら(動作)
・溜め息をついておりました(発声)
それぞれについて検証してみると、『表情:困っても問題ない』『動作:首を傾げても問題ない、打牌も軽いのなら問題ない、手出しは卓外戦術ですらない』『発声:溜め息が手の内をほのめかしているものなのか?』ということで、溜め息の是非が問題であることがわかります。
次に、この溜め息に対する失格という裁定は妥当なのかについて検証してみます。
溜め息自体が本当にあったかどうかは、連盟側は「やった」、堀内氏側は「やってない」と主張が食い違ってますし、映像にも残ってないので検証しようがありません。
ですが、仮に溜め息があったとしても(なかったとしたら無罪確定)、溜め息自体は発言として明確なものではない以上はグレーなままです。
ということで、ここで最も重要なのは『グレーな行為に対して失格という裁定を下すことができる規定が存在するのか?』という点に尽きます。
グレーな行為に対する規定は存在するのか?
⇒「摸範となる対局マナーを心がける」の一文のみ。
⇒(グレーな行為には)対局をストップし審議する権限がある。
失格という裁定は妥当なのか?
⇒「日本プロ麻雀連盟および連盟員の名誉を傷つけた場合は会員資格を失う場合もある」の一文のみ。
⇒理事会が全員一致で堀内氏の失格を決議。
堀内氏への聴取や弁明の機会はあったのか?
⇒同卓者については聴取を行った。
⇒本人の主張については一切言及されていない。
一事不再理という麻雀の原則をやぶってまで後から審議・処罰できるのか?
⇒生放送だから止めるのを躊躇した。
これまでも同様の裁定を行ってきたのか?
⇒そのような前例は(現時点では)確認されていない。
つまり、結論としては『グレーな行為に対して(明確な規定が存在しない為に)グレーな裁定が行われた』と言わざるを得ません。
それどころか堀内氏と連盟のどちらの行為も(心理的テクニックと物理的実力行使という大きな違いはあるが)卓外戦術であると言えるのかもしれません。
あと、目無し問題については過去にコラムで書いてますのでよろしければ。(目無し問題1・2・3)
天鳳日記(11月16日)
三特南喰赤 | http://tenhou.net/0/?log=2013111623gm-0039-0000-ad86c95c&tw=0
2位 A:01(-3.0) B:天狗さん(-66.0) C:@tora(+69.0)
三特南喰赤 | http://tenhou.net/0/?log=2013111623gm-0039-0000-795f2900&tw=2
2位 C:01(+8.0) A:eGoiSt(-66.0) B:lyon_08(+58.0)
3位 C:01(-36.0) A:AirGstry(+42.0) B:茂(-6.0)
3位 A:01(-52.0) B:はげヴェロン(-4.0) C:ぶるはつ(+56.0)
2位 C:01(-6.0) A:チョベリバ(+43.0) B:ふります(-37.0)
1位 B:01(+48.0) C:lotty(+12.0) A:pas-3(-60.0)
1位 A:01(+56.0) B:ATHLETE(-7.0) C:n.y2013(-49.0)
1位 B:01(+43.0) C:ぶるま(-47.0) A:楽章♪(+4.0)
1位 C:01(+52.0) A:wakameku(-6.0) B:茂(-46.0)
雑記
【先日の記事】
『麻雀とは 』と『概念と定義 』の2つの記事について、福地さんにブログで紹介していただいた こともあり普段の数倍の方に読んでいただきました。
そのコメント欄に僕も書き込んだのですが、福地さんからの返信は↓で、
この内容に、ブログのコメでは直接的な反響なし。
ツイッターでは、ギャンブルだと思います、という反響1件だったw
こーゆー「理」で割り切れるかってことが気になっちゃう人って、プレイ人口の5%くらいなんじゃないかなって印象だわ。
「ゲーム=理である」というテーゼ自体が、定義とは言えないし。
俺も「理」側のタイプなので、なるほどと思っちゃったりするわけだがw
確かに僕のブログにもコメントはついてないし、記事を読んだ方も内容にピンと来てない方がほとんどなのではないかと思います。(問題提起としてはちょっと話が漠然としてたかな?)
まあ、個人で麻雀を楽しむ分には必要ないですが、麻雀の未来を考えたら理の重要性(業界内の整備と業界外へのアピールのどちらにも)を少しくらい知ってもらえればとは思います。
【電王戦トーナメント】
この3連休に、次の電王戦への出場ソフトを決定する大会が開催されました。(電王戦HP )
僕は将棋そのものだけでなくコンピュータ将棋開発者の思考の方にも興味があるので、非常に面白いイベントだと思います。
その中で4位入賞したやねうら王の開発者のブログ をTwitterで教えてもらったんですが、これもまた面白かったです。(BM98は僕もやりまくったし。)
また、将棋はネット配信との融合で『(将棋を)見せる』というコンテンツのレベルを1段上げることに成功したとも思います。
【三鳳】
ガチ打ちするのが楽しくて、現在よく打ってます。
そろそろ配信も再開しようかと思うんですけど、年内はブログと配信はどちらも週に1~2回くらいで(とりあえずチャオるまでは)三鳳を打つことをメインにしてみようかと思っています。
【今後のブログネタ】
書きかけや書きたいと思ってるものをメモしておきます。
・天鳳サンマ講座の続き
・麻雀回顧録の続き
・将棋関係(ソフト開発やコンテンツ関係を麻雀と絡めて)
・賭け麻雀関係(まとめと新しいアイディアの提案)
・ルール論
・ニッチ論(麻雀はオワコンなのか?)
とりあえず現状ではこんな感じでしょうか。(リクエストがあればそれを重点的に書きますけど。)
概念と定義
『概念は存在するが定義は存在しないもの』というものをご存知ですか?
例えば『幽霊』などはその1つです。
みなさん幽霊という言葉は知っているし、それに対して抽象的なイメージ(怖い・夜に出る・足がない・白装束など)も持っていると思います。
これが概念(が存在する)ということです。
ところで、この幽霊の正体とは何なのでしょうか?
『成仏できなかった魂』『未知の生物』『フィクションの産物』など様々な説がありますが、これに公式見解はありませんので正体は不明ですし、正体が不明だから存在するかどうかも不明です。
これが定義(が存在しない)ということです。
似たような例は他にも『神』『サンタクロース』『占い』など色々とあります。(『宇宙人』は現時点での存在は不明だが定義ははっきりしている。)
これらについて、定義が存在しないものだからイコールで悪ということではありません。
それが心の拠り所になったり、人々が楽しめたり、経済が活性化するという側面もあります。
ただ、同じものでもそれを悪用しているとみなされるケースもあるということです。
麻雀における『流れ』のことをとつげき東北は「概念のゴミ箱」と称しました。(意味としてはおそらく同じ。)
その言葉を使うことによって楽しめたり、他の人との意思疎通が円滑になったりするのは特に問題はありません。
ですが、それを戦術として発表した場合、『流れ』の定義について説明を求められる(それに適切な回答ができなくて批判される)のは仕方のないことです。
また、野球中継の実況・解説でも同じ『流れ』という言葉がよく使われますが、これはエンターテイメントとしての側面と(予想がはずれても言い訳が利く)解説者の権威を守るという側面があります。
しかし、野球チームの監督が指導や采配に『流れ』を用いていたとしたら、その人の能力に疑問を持たれてもおかしくはありません。
麻雀には、この『概念は存在するが定義は存在しないもの』が(他のテーブルゲームと比較しても突出して)数多く存在します。
その原因は、麻雀が不完全情報ゲームであること、長くギャンブルの種目として認知されてきたこと、(過去に大ブームがあったにもかかわらず)統一ルールや統括組織を成立させられなかったことの3つだと思います。
そもそも、麻雀自体が概念としては強固に存在していますが、その定義は非常に曖昧です。
前回の記事 にあてはめれば『概念=文化』『定義=理』という感じでしょうか。
個人が楽しむだけならそれでも問題ないですが、ゲームとしての発展(さらなる楽しさの創出)という点では深刻な問題です。



