泊まっていたホテルのスタッフは、みんな本当に優しくて可愛いかったー。

にこやかでフレンドリーなんだけど、どこかお上品で。


フレンチ予約してくれたフロントの子


何度もタクシー呼んでくれたり、アプリの使い方教えてくれた子




フロントの子。アオザイの写真撮らせてもらった。


アオザイ着てラウンジに行ったらアオザイと髪を褒めてくれた子



特にラウンジで初日に会った子とは、アオザイのこととか色々おしゃべりして、写真でも撮ればよかったな〜と思っていたら。

最終日に会いに行ったら、その子はお休み。残念。


せめて気持ちだけでも伝えようと、その日のスタッフにチャットGPTでベトナム語に翻訳してもらった文章を見せました。

「今日帰国します。親切にしてもらって嬉しかったです。このホテルとベトナムが大好きになりました。みんなのアオザイ姿がとても可愛い!」


あのメガネの子にも伝えておいて!と。

(メガネの子案外たくさんいたな💦)


――で、話はここからなんだけど、


最終日も特に予定を決めていなかったので、せっかくだしベトナムのメトロに挑戦してみることにしました。

駅に着くと、大きな路線図。

色んな線が描かれている。しかもその中には「モノレール」なんて文字まである!

ほとんどの線はグレーだったけど、私は

「へぇ〜、いろんな路線があるんだな!」と信じ込み、よし、モノレールに乗ろう!


ところが、販売機の切符の買い方が分からない。

窓口に行くと「どこに行きたいの?」と聞かれた(たぶん)。

いや、どこでもいいのよ。

ただ、モノレールに乗ってみたいだけなのよ。


ここで再びチャットGPTの出番。

『モノレールに乗るにはどうすれば良いですか?』と翻訳してもらった画面を見せればOK


……のはずだったんだけど。


駅は地下なので電波が悪くてなかなか繋がらない。

フリーWi-Fiが捕まえられなくて、窓口の人にスマホを差し出して「ヘルプミー!」

その人が器用に操作して、あっさり繋げてくれた。さすが。


で、さっきの翻訳画面を見せようとしたら別のお客さんが来たのでひとまず順番を譲ったの。

そしたらお隣の窓口の人と目が合ったので、その人に画面を見てもらいました。


そこからの展開が、ちょっと変な感じ…


その人がスマホを見ながら、さっきWi-Fiを繋いでくれた人に向かって声に出して読み上げたの。

そしたら周りにいたスタッフまで3、4人集まってきて、なぜかみんなニコニコ。

ガラス越しにハートマークまで作って私に猛アピール。

え? なんで?私のこと好きなの?

「モノレールにどうやって乗れますか?」って聞いたら大人気になっちゃった♡


違った。

画面を確かめたら、さっきホテルの子に見せた「お礼メッセージ」のままでした。

Wi-Fiを繋げてもらっている間に、画面が切り替わっていたみたい。

「アオザイ可愛い!」って書いてあるのにどうして自分たちの事だと思うのか分からないけど、嬉しそうにハートも飛ばしてくれて皆んな楽しそうだからまいっか😆


気を取り直して「モノレールに乗りたい」と改めて伝えると、今度は全員が大爆笑。

手をブンブン横に振って、「まだ!」と日本語で教えてくれた。


なんと!あの路線図、未来予想図だったの。

グレーで描かれていた線は、まだ影も形もなかった。

もちろん、モノレールも。


……何年後かな。


また確かめに来よう。

その時までにベトナム語が少し読めるようになっているといいな。


#4泊6日ホーチミン
#マイハウスサイゴンホテル
#モノレール

この日は予定を決めていなくて街歩き。


昨日タクシーの中から見つけたアラビカへ


日本では麻布台ヒルズに入っているオサレカフェ


空いてた。

コーヒー1杯600〜700円くらい。

日本で飲むのと同じくらいの値段だね。


バインミーひとつ500円くらい(食べ切れないくらい大きい)で食べられるベトナムの物価からすると高いかな。



消火栓が、ベトナムの帽子かぶっているように見えてきた😁



交番みたいな小さな建物が交差点とかに時々あったの、カワイイ

雰囲気の良い中庭カフェがあったの何ホテルだったっけな



クラシカルな感じも素敵


ホーチミン歌劇場前は写真撮影している人がたくさん。






ウェディングフォトチームもいました。




さっきの中庭、コンチネンタルだったっけな〜。


だんだん記憶が曖昧になってきた💦


こんなふうにぷらぷら歩いてのんびりお茶して、日常みたいな旅を楽しめるようになったの嬉しいな。


「せっかく海外旅行に来たんだから」って予定満載の旅も、体力がある時は楽しかったけどね。


行きたい場所も、食べたい物もたくさんあるけど詰め込みすぎないのが心地よいね。


#4泊6日ホーチミン

#アラビカ

#ホーチミン歌劇場

ベトナム旅行を決めた理由のひとつは、

街に残るフランスの雰囲気を味わいたかったから。








ホーチミンの街は、まさにその期待どおり。

可愛くてオシャレなコロニアル建築や、個性的なカフェがあちこちに並び、

歩くだけで楽しくてキョロキョロしながら写真を撮ってお散歩。







滞在中にはアオザイをオーダーメイドして、

教会や歌劇場といった、絵本に出てきそうな可愛い建物も訪れました。




観光気分いっぱいで過ごす中、3日目に足を運んだのが

ホテルからほど近い「ベトナム戦争証跡博物館」。




入口前には、大きなヘリコプターや大砲が静かに並び、

中に入ると、戦争当時やその後を伝える写真や展示物が所狭しと並んでいます。

そこで目にしたのは、想像を超える現実と当時の、そして戦争が終わった後の人々の苦しみでした。


日本でもよく報道されていた双子のベトちゃんドクちゃんや、他にも枯葉剤の影響を受けた子どもの成長を

長年にわたり日本人カメラマンが追い続けて記録したコーナーは印象的でした。



成長し、家族を持ち、そして亡くなるまでの記録を残していたことに胸を打たれました。


枯葉剤の影響を受けた子どもたちの写真はたくさんありましたが、大きなパネルに映し出された、無邪気な笑顔の少女の片腕がなかった姿は、

「戦争の傷跡は、攻撃された側だけでなく、加えた側にも及んでいたのだ」と強く訴えていました。


パネルに添えられた日本語を読みながら、胸の奥に悲しみと怒り、そしてやるせなさが渦巻いてきました。


ベトナムの歴史に触れることで、

ただ「街並みが可愛い」「雰囲気が素敵」というだけで旅を終わらせてはいけない、

そんな思いが自然と込み上げてきました。


しかも、この日が日本の終戦記念日だったのは偶然ではなく、

何か大きな意味を持っていたように感じます。

戦争の悲惨さ、平和の尊さ、そして今こうして自由に旅をし、

豊かに暮らしていることへの感謝が、胸の奥から湧き上がってきました。


忘れてはいけない歴史。

それに触れた、心に深く刻まれる旅の一日となりました。


ベトナムの歴史を知ることで、

ただ「街並みが可愛い」「雰囲気が素敵」だけで終わらせてはいけないことに気づきました。


そして、偶然にもこの日は日本の終戦記念日の前日。

戦争の悲惨さ、平和の尊さ、

そして今こうして自由に旅をし、豊かに暮らしていることへの感謝が、

胸の奥から湧き上がってきました。


忘れてはいけない歴史に触れた旅の一日でした。

#4泊6日ホーチミン
#ベトナム戦争証跡博物館