しし座満月ですね。

しし座にまつわる神話の中で、
私がずっと不思議だなと思っていたお話しがあります。

《ネメアの獅子の物語》

ネメアの獅子は、
村人や旅人を喰らう不死身の化け獅子。

どんな武器も通さない皮膚を持ち、
長いあいだ人々を苦しめ、恐れられていました。

英雄ヘラクレスが討ちに来るまで、
誰にも倒されることなく、
その土地に君臨し続けていた存在です。

ヘラクレスは最初、
剣や矢を使って獅子に挑みます。

でも、まったく歯が立たない。

武器が効かないと分かったとき、
彼は覚悟を決めます。

これは力と力で向き合うしかない、と。

最終的にヘラクレスは、
素手で獅子を抱え込み、
3日かけて首を締め上げて倒しました。

ここで、私が不思議だなと思ったところ。

人々を救った英雄ではなく、
退治された獅子のほうが星座になったんです。

勝った人が讃えられるわけじゃない。
功績が評価されたわけでもない。

星になったのは、
強さを誇った存在でも、
最後まで抗い続けた存在でもなくて、

その場に在り続け、
終わる瞬間を引き受けた存在。

それが、しし座。

しし座って、
目立つとか、強いとか、派手とか、
そういうイメージが先に来がちだけど、

本質はきっと、
「自分として、そこに在る」ことなんだと思う。

逃げない。
誤魔化さない。
役割から目を逸らさない。

そして、
終わるときが来たら、
それも受け入れる。

今日は、しし座の満月。

あなたは今、
どんな自分として、そこにいますか?

そして、
もう十分だと感じているものがあるとしたら、
それは何だろう。

満月は手放しのタイミングだよ。


イラストはタロットカード大アルカナ

STRENGTH《力》のカード

しし座に対応しています。

27日に海王星がおひつじ座に移動しました。
これは占星術的な大きなニュース。

天体たちはそれぞれ違う速さで移動していますが、海王星は一つの星座に13〜14年ずつ滞在して、全部の星座を渡り歩くのには165年かかります。

星座を移動するタイミング(13〜14年おき)に重要なポイントとなる訳なんだけど、
今回はさらに特別!
なぜならラストのうお座からスタートのおひつじ座への移動だから。

ステージアップして新しい景色を見に行くタイミングって感じなの。

これまでの14年、海王星がうお座にいた間、どんな風に過ごしていたか振り返ってみるといいよ。

きっと目に見えないものへの憧れや、そういう世界への安心感を感じる事があったんじゃないかな。

この期間に占星術に触れる人が増えたのも納得。
(私もその一人です。占星術を初めて学んだのは2019年6月でした)

共感や許しに癒され、
可能性にワクワクして、
夢を見ること自体がエネルギーになっていた14年。

でも、
夢は見ているだけじゃ、世界は変わらない。

海王星がおひつじ座に入った今、
大切なのは
「信じたい理想」よりも
「動いて確かめる理想」。

まだ整っていなくても、
まだ説明できなくても、
とりあえずやってみる。

それが間違いだったかどうかは、
進んでみないと分からない。

おひつじ座は、
安全確認をしてから動く星座じゃありません。

危うさも、失敗も、
ちゃんと引き受けた上で
それでも前に進む星座。

ここで《金の羊の物語》を思い出してみて!
(一つ前の投稿見てね♡』

あの羊は、
全員が助かるかどうかを確認しなかったし、
落ちたかどうかも振り返らなかったでしょ?

ただ、
「今、飛ばなければ何も始まらない」
それだけを知っていた。

前しか見ていない、その衝動があったからこそ救われた命があった。

おひつじ座の行動って完璧なわけじゃない。

取りこぼすものがあるのを知った上で、
それでも一歩を選ぶ。その勇気✨

海王星がおひつじ座に入った今、
私たちも同じ問いを投げられている気がする。

「全部整ってから始める?」
それとも
「不完全でも、とりあえず飛ぶ?」

正解は後からしか分からないけど、確実なのは、
“動いた人”だけが次の景色を見られるってこと!

さーて、
今のあなたが飛びたいのは、どこでしょうか〜


イラストはタロットカード大アルカナ0愚者のカード


何にも縛られる事なく自由に踏み出す姿はおひつじ座のようですね。

愚者は風のエレメントのカードですが、0から始まるタロットカードの一番乗り!ってところもおひつじ座にピッタリ😊

海王星おひつじ座イングレスにぜひ紹介したいのが、

おひつじ座〜金の羊の物語〜


昔、ある国に王様の子どもである兄と妹の兄弟がいました。


二人の実母は国を去り、次のお妃である継母に兄弟は疎まれていました。


ある年から国は不作が続き、人々は困窮していきました。


「原因は神々の怒りが原因なのでは?」

「この子たちを生贄に捧げれば、すべてが収まる」


継母のせいでそんな噂が広まり、

兄妹は逃げ場のないところまで追い詰められてしまいます。


二人が生贄にされかけた時、空から金色に輝く羊が現れました。


この羊には、大きな翼が生えていて、空を飛ぶことができました。


羊は何も語らず、ただ兄と妹を背中に乗せると、そのまま空へ舞い上がりました。


風を切って、雲を越えて、前へ、前へ。


海を渡っている時、あまりのスピードに妹が手を離してしまいました。


そのまま妹は海に落ちちゃうんだけど、


羊は振り返らない。止まらない。


そのまま飛び続け、兄だけが、遠い土地へ無事にたどり着きました。


ちなみに妹が落ちたその場所は、今も彼女の名前を残した海峡になっているそうです。



神話って、ハッピーエンドじゃなかったり、そもそもオチがない物もあるけど、これもそんな感じかな。


でもこのお話しはおひつじ座らしさを語るにはピッタリだと思います。


ヒーローは完璧じゃないし、


誰もが救われる話でもない。


《前しか見ていない》そこがおひつじ座らしいのです。


金の羊は、

「全員を救う方法」を考えない。


「落ちたかどうか」を確認しない。


ただ、


今、進まなければ誰も助からないことは知っている。


だから進む!


ここがまさにおひつじ座!



おひつじ座は12星座のいちばん最初。


バランスも、優しさも、正しさも、まだ後。


まずは生きること。動くこと。


おうし座が「触れて、持つ」星座なら、


おひつじ座は「とにかくスタートする」星座なの。


この金の羊の物語は、おひつじ座のまっすぐすぎる衝動を、とても正直に描いている気がします。


前しか見ていないからこそ、

救えた命がある。


そして同時に、


取りこぼしてしまったものも、確かにある。


——それでも、前へ進む!


おひつじ座がいなければ何も始まらないからね〜


うまくいく保証なんて、どこにもない。それでも飛ぶ!


それがおひつじ座。


海王星の夢見るチカラ、動かしたくなったでしょ🤩


イラストはタロットカード、大アルカナⅣ皇帝のカード

おひつじ座に対応しています。