こんばんは^^
躁うつ病(双極性障害)の治癒は、困難なのだそうです。
なので、お医者は寛解期(症状が出ない状態)をできるだけ長くする方向で、治療するそうです。
寛解期には、求人に応募し、採用されることも可能です。
健康診断書の提出が必要な場合でも、肉体の話で、精神鑑定なんてしませんから。
でも、いずれは発症するですね。
躁でも、うつでも、会社は大変なのです。
日本の労働法は、労働者が有利であり、裁判所は屁理屈をつけてでも、労働者の言い分を通してしまいます。
例えば、無断欠勤しても、すぐに解雇できません。
毎日連絡を取り続けねばならず、さらに安否確認のために、自宅を訪れなければならない、というのです。
うつ症状が出れば、労働環境が悪いから発症したと、訴えられかねませんし。
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春の店にいらした、自動車部品メーカーに勤めるトマトさんから聞いた『セトル』の話です。
「工場にさ、救急車が来たんだけどね。救急車って、なかなか発車しないんだね。30分以上止まってた」
缶ビールを飲みながら、トマトさんが話しかけてきたですね。
「うん。受け入れる病院が決まらないと、動けないもの。病院のカード持ってると、割とすんなり受け入れてくれるらしいけど」
「そうだよな。適当に走りながら、探すなんて、しないよな」
「で、何があったの?」
「良く判んないんだけど、出荷の奴が、集荷に来たトラックの運転手をいきなり殴って、怪我させたらしいんだ」
「なんで?喧嘩?」
「さあ、何だろうね。納入が出来ないって、騒ぎになってて、どうしたの?なんて聞ける雰囲気じゃなかったから、そのまま帰って来ちゃった」
「時間納入なんでしょ、そりゃ大変だわ」
ジャスト・イン・タイム。
納入時間に遅れると、ペナルティが科されるらしいです。
「系列メーカーの共同配送便だからね、他社にも迷惑が掛かる」
「あちゃ~」
「でも、会社は少しラッキーかも。解雇の口実になるから。まともじゃないって、言われてる奴だから」
「まともじゃないって?何したの」
「勝手に持ち場を離れて、女性従業員に張り付いて、だらだらと自慢話をするというか」
「変な人」
「口頭で注意しても直らないから、文書で注意して、引き離す意味もあって、出荷に回されたんだ。女性従業員も迷惑だし」
「ふうん」
「勤め始めてすぐに『あいつパーティーやった奴だ』って云う話が、広まってたし」
「パーティー?」
もしかして……
つづく
見るほどに みなそのままの 姿かな 柳は緑 花は紅