琴電で最も気掛かりだった車両が890形でした。
元を辿れば西武鉄道から山形交通を経て来た川造タイプです。
(春日川駅)
深い屋根が特徴な川造タイプは、津軽、弘南、流山、伊予鉄、それに東濃を経た名鉄築港線でも乗りました。
その中で現役で最後の場が琴電でした。
(琴電屋島駅)
晩年は志度線運用でしたが、1両のみゆえ終日走らない日もあり、その時は撮影場所を長尾線に替えました。
房前駅を出ると志度湾を望む景勝地ですが、無粋な堤防が出来てしまい、この日は房前駅付近で構えました。
(房前駅)
1998年廃車、600形(名古屋市交)に置き換えられました。