新司法試験
試験結果の通知の前に自分なりに振り返ってみたい。
まず、択一について自分は250点台なので、そんなに
よくはない。合格者平均に気持ちプラスした程度だ。
新司法試験では、択一の点数と論文の点数の総合点によって合否が決まる。
両者の点数比は1:4だ。このように書くと、論文の方が圧倒的に重要だと思え
てくるが、論文に関しては偏差値換算がなされ、満点の60%以上の点数をとる
ことは難しい。たとえば、今年の試験では得点率6割は上位15%くらいだ。
これに対して、択一だと足切りが6割であって、7割8割とることが十分に可能で
あり、この点から上の1:4という数字ばかりに目を取られてはいけない。
これから受験される方は、今後いろんな話を聞くことになると思う。
「論文は偏差値換算されて点差がつきにくいから択一が重要だ。」とか、
「択一最低点で受かってる人なんて何人でもいるし、択一よくても
落ちてる人もいる。やっぱり論文が重要だ」とか。
別に上のような意見は、相反するものではなくて両方ともある意味正しい。今年の
データを使った細かい議論について各自やっていただくとして、今年受けた受験生
として意見を言ってみると、
まず、論文は偏差値換算されて意外に差がつきにくいということは確かだ。
その意味で択一が重要なことは間違いないのだが、いくら択一でいい点を
とっても、当たり前のことだが論文での点数次第で落ちてしまう。逆に、択一
を足切り点ぎりぎりで通った人でも論文でいい点をとれば通る。
ほんとに当たり前のことだけど、全く分かってなかったり、変な情報に振り回される人が多いのだ。
論文で上位3割とかの点数を取る人にとっては、択一は足切りさえ突破すれば合格でき、論文で
書き3割とかの点数を取る人にとっては、択一で何点とっても落ちる。
(この3と数字はイメージしやすくするために書いたので、実際の数字については各自データ割り出してみてくださいね。責任取れませんので。)
択一の点数が響いてくるのは、合否という観点から見れば、どちらにも当てはまらない人達だけである。
以上は、合否という観点から、試験終了後に客観的に見た場合の話しである。
しかし、自分が論文でどの位置にいるかなんてわからないし、心理的な影響とかは結構大きい。
ここからは、まさしく独断と偏見が入ってくるが、自分の経験を踏まえて言うとこんな感じか。
そもそも択一は足切り点が何点になるかは分からないし(来年などは上がるかも)、本番で失敗することもあるわけだから、自分が失敗しても足を切られることがないという自信がもてるくらいまではやる必要がある。今考えるとあほらしいが、試験前は、今年は多くの受験生が択一の重要性を理解しているから、もしかしたら足切りラインが7割とかいくのではないかと不安をもっていたものだ。
あと、これは自分は試験前には知らなかったのだが、発表前に就職活動では、択一の成績を書類選考の資料とする事務所が多いので、そういう事務所に行きたい人にとっては重要性が増すことになる。
そして、なにより択一は何が正解かはっきりしていてどのくらい取れるかがある程度予測出来るのに対して、論文はどう評価されるかが不透明であり、論文だけで勝負することは怖いのではと思う。採点基準は不明だし、去年の人の話を聞いていても、自分の主観的評価と送られてきた結果は相当ずれていたと聞く。
また、試験後発表までの4ヶ月いい精神状態で過ごすためにも、択一で点をとっておくことが大事かも(笑) もちろんいい点でも不安は大きいが、ギリギリだと生きた心地がしないと言っていた。
これらの意味もあわせて考えた場合には、新司法試験の択一においては8割は絶対にとるくらいのつもありで挑んだ方がいいのではと思う。予備校の答練と本番とは傾向が違うから、予備校の模試で取れたからといって安心できないとか、予備校絡みのことはまた違う機会に。
あ~、またダラダラ書いてしまった。自分の文章力のなさにほとほと嫌気が・・・
この1年間のテーマは、「分かりやすい文章を書けるようになる」にしよっと。
修習希望地
修習希望地について、ロールクール
がある土地以外を第1志望にした。
その土地で修習をするならば、引越しする
こともなく、仲間達もいっぱいいて楽しい生活
を送れるだろうと思う。
では、なぜ他の土地か。
贅沢な悩みなのだが、うちのローの合格率が
高く、修習生の3分の1くらいが同窓になりそうなのだ。
研修所のクラスも修習地別になっており、せっかく
なのだから全く新しい人間関係を築きたい。
ローの3年間で素晴らしい仲間に恵まれ、いつでも
帰ってこれる第2の地元と思えるようになったからこそでき
た決断なのかもしれない。
ま、実際の修習地がどこになるかは最高裁次第なのだけれど・・・・
修習地
修習地をどこにするか。
司法試験に合格してもすぐに法曹(裁判官、検察官、弁護士)に
なれるわけではなく、1年間の司法修習を受けた上で、最後に
もう一度国家試験に合格しなければ法曹になれない。
1年間のうち、最後の2ヶ月は埼玉県の和光にある司法研修所
で過ごすことになるのだが、最初の10ヶ月について全国各地
に散らばってOJTを受けることになる。
そして、修習地については、希望を出すことが可能なので、今
どこを希望しようか悩んでいる。期限は9月20日。
選択肢は以下のとおりで、第6希望まで出せる。
ただ、条件があり、1群からは2つまでしか希望を出せない。
また、第5,6希望は第3群から選ばなければならない。
1群
東京,横浜,さいたま,大阪,京都,神戸,名古屋,福岡,仙台
2群
宇都宮,前橋,静岡,長野,奈良,和歌山,津,金沢,広島,那覇,
札幌,高松
3群
新潟,福井,山口,鳥取,松江,佐賀,長崎,熊本,鹿児島,宮崎,
山形,盛岡,秋田,青森,旭川,釧路,徳島,高知
第1群、2群に関しては、地元や今現在住んでる所、一度住んでみたい
と思っていた憧れの地と選択に困ることはない。
問題は第3群である。
正直どこも生活のイメージすら持てない(地元の人ごめんなさい・・・・)
一任という手もあるが、これはあまりにも危険。
さて、どうしたものか。どちらかといえば東北より九州か。
まだそんな程度しか考えてない。福岡で学部時代の友達
が働いているし、佐賀とか面白いかも。でも、明日になれば
全然違うこと言ってそう。
第3群から選ぶことと同じかそれ以上に重要なのは、第1群、2群から
選ぶであろう地元、ロースクール所在地、福岡、札幌の志望順位。正直どれも
一長一短あり、決め手にかける。1位にしたからといってどこまで
希望が通るかは分からないけど、やっぱり悩みます。
ほんとは今日決めようと思ってたのに・・・・