初期のジュリーのソロライブシーンがなかなか貴重なライブを観たい人向けのジュリー映画「炎の肖像」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「妹」の藤田敏八監督と「白く濡れた季節」の加藤彰監督による1974年製作の沢田研二主演の青春映画です。前にBS松竹東急で放送したのを観ました。

 

血まみれのジュリーが海辺に入る。ホテルの一室には絵里が待っていた。二人は激しくベッドで絡みあうが、突然やめ、年上の女の熱愛のわずらわしさに二郎はホテルを出る。数時間後、操車場で絵里の飛び込み自殺した死体が発見され、数日後、二郎のマンションに絵里の友人のきりという少女が訪ねて来る。二郎はきりに飛びかかって激しく求めようとしたが彼女の強い抵抗にあい、二郎は手をひく。きりは絵里が死の直前きり宛に書いた「あなた、彼に関心あるようだから、ゆずってもいい」という遺書を読み…

 

始まって少しすると中山麻理とジュリーのカラミがあって中山麻理のおっぱいが大変エロいです。

さらに秋吉久美子がやってきてエロ期待値が高まります。さらに原田美枝子まで登場し、当時の脱げる若手巨乳女優が大集合です。ライブシーンが挿入されけっこうカバー曲をやっているのが意外でした。ジャニス・ジョップリンやデヴィッド・ボウイの曲まで披露していました。内田裕也と共演するライブシーンも。

しかし、期待させるわりにエッチなシーンはなかなかやってきません。

代りに「時間ですよ」でジュリーと叫んでいた樹木希林と共演シーンがあったりします。

後半やっと秋吉久美子を脱がせたと思ったら、ジュリーが途中でゴキブリ退治をし始めてH未遂…

基本、ジュリーのライブが観たい人向けの映画なんだと思えばこれでいいのかも。