コメディかと思って観たらけっこうシリアスな犯罪ドラマになっていた「武道実務官」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

今月配信がスタートしたNETFLIXオリジナルの韓国アクションドラマです。

 

テコンドー、剣道、柔道の合計9段の武道有段者イ・ジョンドはチキンのデリバリーの途中で保護観察官が襲われている場面に出くわし助ける。それをきっかけに彼は保護観察官キム・ソンミンに犯罪を予防するために電子足輪対象者を24時間密着監視する武道実務官をやるべきだとスカウトされ、武道実務官をやってみることにするが…

 

主人公のキャラ自体はコメディ風ですが、彼が対峙する保護観察中の男たちはみんな凶悪で女性や子ども狙う卑劣さもありかなり胸糞悪いです。

武道実務官になりながらも予算の都合やら様々な理由で過酷な勤務体制だったりで韓国映画は警察とか政府とか公の機関を叩くような内容が普通なせいで主人公は劣悪な環境で働くことになり、犯罪者のみならず酷い職場環境とかのストレスもあり、なかなかスカッとしません。

映画の内容自体がこの職業を知ってもらいたいという意志を感じ、娯楽よりそっちがメインだったのかと思う仕上がりでした。