原作ファンなら激怒もんのお粗末さだった「阿修羅少女(アシュラガール) BLOOD-C 異聞」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

2011年に放送され、12年には劇場版も公開されたテレビアニメ「BLOOD-C」を実写映画化した2017年の作品です。

 

軍事政権下の戦前の日本。山奥の寒村で特高警察が殺される。特高警察の部隊長・甘粕は部隊を率いて村人に対して横暴な捜査を繰り返し、蹂躙される村人と特高警察の確執は激化していく。村の外の世界への憧れながら、血の病を患い診療所で過ごす姉・蘭を見捨てることができずに村にとどまっている蓮の前に、制服姿の少女が現れ…

 

宮原華音の出演作品を辿って観ていますが、たぶんこのシリーズは黒歴史と言ってもいいひどいクオリティです。

劇場でも観ましたが脇役キャストはメジャーなのに撮影も録音も演出も全部ひどくてひたすらイライラします。

おそらくは舞台版のスタッフがメインのせいで映像的に稚拙すぎるクオリティになってしまったのかも。

せっかくアクションが出来る宮原華音が小夜役なのにナイトシーンが何も見えないレベルの撮影で本当に残念。

これを東映のヒーロー番組のスタッフが作っていたらさぞかし面白い作品に仕上がっていただろうに。

わけのわからないインディーズ映画しかやっていない奥秀太郎を監督に起用したのが最大の敗因だろうけど。