ナタリー・ポートマンの女優力の凄さを見せつけられる「メイ・ディセンバー ゆれる真実」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ監督がアメリカで実際にあったスキャンダルを題材にしたサスペンスドラマです。

 

20年前、当時36歳のグレイシーは、23歳年下の13歳のジョーと運命的な恋に落ちるが、2人の関係は大きなスキャンダルとなり、連日タブロイド紙を賑わせた。グレイシーは未成年と関係をもったことで罪に問われて服役し、獄中でジョーとの間にできた子どもを出産。出所後に晴れて2人は結婚し、20年以上の月日が流れていた。そんな2人を題材にした映画が製作されることになり、グレイシー役を演じるハリウッド女優のエリザベスが、役作りのリサーチのために彼らに近づく。エリザベスの執拗な観察と質問により、夫婦は自らの過去とあらためて向き合うことになり…


ナタリー・ポートマン演じる女優がジュリアン・ムーア演じる中学生の子を妊娠し、結婚した女性を演じる役作りのため、本人を取材し、だいたんな行動に出るお話でちょっといきずきた感じが「ブラックスワン」を思い出しました。

ジュリアン・ムーアとナタリー・ポートマンなんて人種から違う系統だと思うし見た目も本来全然似ていません。しかし、どっちかわからなくなるレベルでそっくりに見える瞬間があり、女優コワってなりました。

ナタリー・ポートマンってあんまり感じることはなかったけど、凄い演技力だったんだなと実感する作品でした。