ベン・アフレックと「アリータ バトル・エンジェル」のロバート・ロドリゲス監督がタッグを組んだサスペンス作品です。去年劇場で観て途中で寝落ちしたのでNETFLIXで観直しました。
公園で一瞬目を離した隙に娘が行方不明になってしまった刑事ロークは、カウンセリングを受けるようになるが、正気を保つために現場に復帰する。そんなある時、銀行強盗を予告するタレコミがあり、現場に向かったロークは、そこに現れた男が娘の行方の鍵を握っていると確信。しかし、ロークは男を捕まえることができず、占いや催眠術を熟知し、世界の秘密を知る占い師のダイアナに協力を求めるが…
これは目新しい内容のSF的なサスペンス映画なんですが邦題の「ドミノ」というタイトルがありきたりすぎて、その新しさが全く日本でアピール出来ていなかったと思います。
原題は Hypnoticで催眠状態のという意味らしいです。内容もその通りで催眠で人を操る技を持っている男が様々な犯罪を起こし、その男が娘の失踪と絡んでいると思っている刑事が、犯人と同じ能力を持つ占い師の協力で事件を追う物語です。
ドミノは事件の背後にある計画の名前で物語に関係はありますが、内容を想起させるタイトルにいはなっていません。
後半に進むにつれ、サスペンスからSFに転嫁していき、SF好きな人にはご褒美みたいな展開で楽しめます。
SFだけど特殊効果を使い過ぎないところも好感度が高くもうちょっと公開時に話題になってもよかったのではと思うばかりです。