名優デンゼル・ワシントンが世の悪を完全抹消する闇の仕事請負人を演じる人気アクションシリーズ最終章です。劇場ではかなり寝てしまったので配信で観直しました。
シチリアでの事件で限界を迎えたマッコールは、アマルフィ海岸沿いの静かな田舎町へ行く。この町を安住の地にすることを心に誓い、イコライザーのスイッチともいうべき腕時計を外すことを決意するが、しその町にも魔の手が迫り、マッコールは大切な人々を守るため再びイコライザーとなる。やがて事態はイタリア全土を巻き込む爆破テロ事件へと拡大していき…
なんでマッコールはイタリアくんだりまで遠征しているのか謎ですが、シチリアでマフィアを襲撃する深い傷を負いナポリの小さな町に流れ着き、親切な人々の中で傷をいやしていく。しかし、そこはマフィアがリゾート開発のために買収しようとしてるエリアで町の人々はマフィアに脅かされる日々。
マッコールは町の人たちのために立ち上がり…という超ベタな展開です。昭和の時代劇や任侠もので何度観たかわからない展開、たぶん海外ではウエスタンなどで繰り返しやっているであろう展開を臆面もなくこの現代でやっています。
ここまで来たらストーリーなんてどうでもよくて、ここぞというところでデンゼル・ワシントン無双なところを見せられれば成立する感じです。リーアム・ニーソンならもっとひどい目に遭い続けるのにデンゼルはかなり余裕の展開でアクションも少なめでロケ地は風光明美でごちそういっぱいでこんないい環境でやっているのはデンゼルと監督が自分たちもいい思いをしたかったのかなと思いました。