小関翔太が監督主演した人間ドラマです。
自分勝手に生きてきたショウタは、祖母の死をきっかけに、薬物依存のため更生施設で暮らす弟のユウサクを引き取り、ともに暮らすことに。ショウタは、弟の人生をもとにした映画の製作を決意し、「命の満ち欠け」と題した脚本の執筆する一方で、兄との新しい生活になじむことができず。薬物の禁断症状に苦しみ、更正施設で起こったある事件のことを思い出し…
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小関監督と上原剛史の舞台挨拶付きで観ました。
小関さんの初監督作品で2021年に撮影で脚本は5年以上前から、監督自身がある女性から電話をもらい様子がおかしくて、その人がオーバードーズで亡くなり、遺族からありがとうと言われて、どうすれば良かったのかと考えた。自立支援施設は薬物だけではなく、そういう施設の中である青年と対話して、彼を主人公にして、彼が立ち直る姿を描きたいと思ったと。
自分一人では伝えられないと思い、岸建太朗さんに共同監督をお願いした。
上原さんは先輩で身近にいて、脚本を見てほしいと初稿から読んでもらっていたと。
上原さんさ初稿からは全然違う内容になったと。経験のないなかでの撮影も壮絶だったと。
小関さんはこれ以上地獄ないくらいと思うくらい楽しかったと。
上原さんは記憶ないくらい忙しかったと。
小関さんは現場ではどっしりしていたと。
最初の撮影シーンは本編でカットされ、予告だけにある自転車で施設から連れ出す場面だったと。
上原さんには凄く電話していたと。
施設での対立シーンは小関さんがどちらも演じてみせて演出したとか。
松永役の伊藤さんは元暴走族なので、鬼の形相を引き出そうと思ったと。
ラストは兄が亡くなる構想もあったけど、何のための映画だと考え直して、このラストをモデルになった青年と相談して撮影前日に決めた。
上原さんは完成した作品を観て観客はどう思うんだろうと思ったと。
小関さんは評価は別れるだろうなと思っていたと。