2019年・第69回ベルリン国際映画祭アルフレッド・バウアー賞（銀熊賞）など世界各地で数々の賞に輝いたドイツ映画です。
父親から受けたトラウマを抱える9歳のベニーは攻撃的で、里親やグループホーム、特別支援学級など行く先々で問題を起こしていた。ベニー本人は母親のもとへ帰ることを望んでいたが、母親はベニーに愛情を持ちながらも接し方がわからない。そんな中、非暴力トレーナーのミヒャは3週間の隔離療法を提案し、ベニーと2人きりで森の山小屋で過ごすことに…
幼い頃の虐待のトラウマから手のつけられない暴れん坊になったベニーは施設をたらい回しにされ、母親にも見放され、通学介助のミヒャだけが彼女のために森での隔離療法で距離をつめるも、その結果、彼の家族まで巻き込む騒ぎになり、なんだかんだ引っ掻き回しどう終わるのかと思いながら観てましたが、そうきたかという感じで終わりました。
「ありふれた教室」といい、ドイツの児童関係映画の見応えが半端ないです。