エロもミステリーも関西弁も中途半端でひどい内容だった「湖の女たち」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「MOTHER マザー」の大森立嗣監督が吉田修一の同名小説を映画化したヒューマンミステリーです。

湖畔に建つ介護施設で100歳の老人が何者かに殺害される。事件の捜査を担当する西湖署の若手刑事・濱中圭介とベテラン刑事・伊佐美佑は、施設関係者の中から容疑者を挙げて執拗に取り調べを行う。圭介は捜査で出会った介護士・豊田佳代に対して歪んだ支配欲を抱くようになる。一方、事件を追う週刊誌記者・池田由季は、署が隠蔽してきた薬害事件が今回の殺人事件に関係していることを突き止め…


完全にエロ目当てで観に来ましたが映倫が一般指定にしていたのでエロ的にはダメなのが想定内でした。松本まりかは裸になるものの、何も見えないのでイライラさせられます。またミステリー的にも薬害事件からの731部隊のサブエピソードが絡み、結果、松本まりかは事件とは無関係な存在でなんじゃそりゃとなります。

また関西弁が下手過ぎて関西圏の人にはストレスたまりまくると思われます。インティマシーコーディネーターはしっかり仕事しているのに方言指導は仕事サボりすぎ。

予告でトンでもな駄作は覚悟していましたが、想像以上のひどい内容でした。それでも容疑者役の財前直見だけは良かったです。