新作を観る前にシリーズ全作をおさらい⑦「まだまだあぶない刑事」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「メールで届いた物語/やさしくなれたら…」の鳥井邦男監督による2005年公開の劇場版第6作です。

 

韓国・釜山で、アンダーカヴァーとして小型核爆弾密輸組織逮捕に一役買ったタカとユージが、7年振りに横浜に帰って来る。透や薫はそれぞれ昇進し、捜査課にはIT機器に強い水嶋とガン・マニアの鹿沼と言うふたりのルーキーが配属されていた。そんな中、7年前にタカとユージが逮捕した東洋銀行襲撃事件の犯人・尾藤が脱獄、当時の仲間と目される西村、海童を射殺する事件が発生し、尾藤の行方を追うタカとユージ――だったが、なんと彼らに日本への小型核爆弾密輸容疑がかけられ、内閣情報調査室の三橋参事官らによって身柄を拘束されてしまい…

 

シリーズ初の海外ロケをした作品です。観たはずだけど全く内容が記憶にありませんでした。前作で死んだような終わり方をしていただけに7年ぶりの復活はかなり無理のある感じのスタート。

仲村トオルは課長に昇進し、小林稔侍の課長は県警本部長になっています。佐藤隆太と窪塚俊介が新メンバーなのかと思いきやな展開で、例によってゲストキャラがイマイチです。ヒロインが今は全く見なくなった原沙知絵なのがなんか切ない。

これといった派手な見せ場もなくシリーズ中最も影の薄い一作かも。