「ミスミソウ」の内藤瑛亮監督が2011年にインターネットの匿名掲示板で話題となった出来事をモチーフにオリジナル脚本で描き出すホラー作品です。2度目の観賞です。
中古の一軒家に夫と娘と3人で引っ越してきた萩乃。ある日、外出中の萩乃のもとに、娘の萌花から助けを求める電話が。慌てて帰宅すると我が家は荒れ果てており、そこには洋服を切り裂かれた萌花に馬乗りになって大きなハサミを握りしめる見知らぬ少女の姿が。その少女「ちーちゃん」はかつてこの家に暮らしていたが、ある事件を起こして町を去ったはずだった…
初日に続き2度目の観賞です。先週観たときよりお客さんが多くて嬉しかったですが、あと一週間でこの劇場では公開が終了です。
ただありきたりのホラーをやるんじゃなくて、いろんな問題を提起し、言い様のない感情を描く作品で、個人的にはすごく気に入っています。
もっとこの作品の良さが世間に伝わればいいのに。