池井戸潤のベストセラー小説を「TANG」が公開中の三木孝浩監督が映画化した作品です。
父の経営する町工場が倒産し過酷な幼少期を過ごした山崎瑛と大企業の御曹司だが次期社長の座を拒絶し、血縁のしがらみに抗う階堂彬は日本有数のメガバンクに同期入社する。正反対の信念を持つ二人は真っ向から対立するが山崎は自分の信念を押し通した結果、左遷され…
「今夜、世界からこの恋が消えても」「TANG」に続く夏の三木孝浩監督作品ですがちゃんと池井戸作品のツボをおさえた土下座が見せ場の会社ドラマでした。
退屈しないし、キャストもメジャー感あったけど、振り返えれば映画的な見せ場は特になく、ほぼ会話劇に終始していました。
これを大スクリーンで観る意味って何と思わずにはいられない感じ。
仮面ライダーとスーパー戦隊の同期が銀行員の同期になるとは思いもよらないキャスティングでしたが、二人ともハマリ役でした。
でもTBSの池井戸ドラマの方が脇役は豪華かも。