意外にもけっこう戦闘シーンがしっかり描かれていた「湖のランスロ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


「スリ」のロベール・ブレッソン監督がアーサー王伝説の後日談である王妃グニエーブルとランスロの不義の恋をモチーフにした1974年製作の歴史ドラマです。

聖杯探索に失敗して帰還した円卓の騎士たち。その一人、ランスロは王妃グニエーブルとの許されぬ恋に苦悩していた。不倫の解消を誓うランスロだったが…

ブレッソンはソリッドなドラマの人で活劇のイメージがなかったですが、冒頭から夥しい流血の戦闘シーンで甲冑に身を包んだ騎士の頭が剣で撥ね飛ばされたりしてショッキングでした。
時代劇でもブレッソンはブレッソンでひたすらカッコいい映画でした。