瀧澤正治監督の舞台挨拶付きで観た「瞽女 GOZE」 | キネマ画報

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最後の瞽女、小林ハルの半生を描く実録ドラマです。

生後3ヶ月で失明したハルは2歳のときに父と死別す7歳で瞽女になる。ハルが瞽女になると母トメは心を鬼にして厳しくしつける。8歳で親方と初めて巡業の旅に出るが…

瀧澤正治監督の舞台挨拶付きで観ました。
監督はテレビの「知ってるつもり」でハルさんのことを知り、ハルさんが亡くなったときに遺族に挨拶に行き、15年かけて資金を集めて映画を製作出来たそうです。
人生一回だから、彼女の人生を見て、言葉を励みに頑張ってきた。
最初は小林ハルさんを中心に脚本を書いていたけど、取材するうち新潟の人の瞽女愛を知り、タイトルも「瞽女」にした。
キャストのハル役の子役は300人オーディションして川北のんに出会えた。表現、セリフ、やる気を感じたのが彼女だった。
吉本実憂は練習1か月で瞽女歌を頑張った。
予算なかったけど知り合いの東映のキャスティングさんが予算以上の面子を集めてくれた。
撮影は季節をまたいで各地をまたいで橋を作ったりお金もかかったと。